2019年2月14日木曜日

ソーラー・ストライク

●ソーラー・ストライク 2005
(原題:Solar Attack)
https://mihocinema.com/solar-strike-7630
あらすじ&ネタバレ

近年、熱圏のメタンが増加し、過去1年間で3倍の濃度に急増。その原因を探るため、ニューヨーク州アルバニーにある近地球宇宙研究所SNELを飛び出した民間企業家ルーカス・フォスターが1億ドルを出資してロシア製宇宙船MAV「ガリレオ号」をボーイング727の背中に乗せ、上空で発射する。

その頃、SNELが2億ドルを掛けて打ち上げた太陽観測探査機が、太陽からの異常なコロナ質量放出CMEによって途絶。そのCMEが地球を襲い、MAVを直撃。またCMEによって人工衛星が落下する。

このままだとオゾン層が薄い極域からCMEが侵入し、成層圏でメタンガスが燃え続けるフラッシュオーバーによって酸素を消費しつくしてしまう。それを防ぐには20Mトンの核ミサイルを北極に撃ち込み、海氷を蒸発させた水蒸気で消火するしかない。

ICBMでは飛行中にCMEによってコントロールを失ってしまうため、グリーンランド沖で潜航中のロシア原潜〈ボズネセンスク号〉から打ち上げるしかない。

●ソーラー・ストライク2012 公開2009
(原題:2012 Supernova)
http://www.wound-treatment.jp/next/eiga/620.htm

●ソーラー・ストライク2013 カナダ映画、公開2013
(Exploding Sun)
https://eiga-watch.com/exploding-sun/
https://www.kishimamovie.com/entry/2016/05/22/090401

NASA出身のクレイグ・バーカス博士が民間宇宙飛行会社Roebling Aerospaceの主任エンジニアとして、水平往還機ローブリング・クリッパーによる初の民間宇宙飛行を行う。水平離陸後、高度1万5000mでロケットに点火、高度11万3000mで太陽エネルギーを使用するスカラ・エンジンに点火、分速2100km(高速の1万分の1)で月周回飛行を行う予定。

その前日、大規模な太陽嵐がオーストラリアを直撃し、東岸全域の発電所が停止。1989年3月9日のカナダのケベッック州で起きた大規模停電以来の被害となった。

クリッパーは大統領夫人とノーベル平和賞受賞者を含む選ばれた3人の民間人と3人の乗員を乗せて離陸、ロケット点火に成功、スカラー・エンジンに切り替えるが、太陽嵐の影響を受けてスカラーエンジンが暴走。月へのスイングバイ後、太陽に向かって直進する。衝突すると、スカラーエンジンが太陽と反応して、太陽嵐が激化し、地球は滅びる。

後編でなんと再びスカラーエンジンが暴走してクリッパーは太陽に突入し、6人は死んでしまい、太陽の暴走が始まる。

クレイグはNASAが密かにローリング・クリッパーを複製して軍事用に転用していたことを知る(推進エンジンは核パルスエンジン。スカラーエンジンは貨物室に爆弾として搭載)を発進させ、太陽にスカラーエンジンを投入して太陽の暴走を止めようとする。


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