2020年5月24日日曜日

エンディング・アース/ Oceans Rising

2017年、アサイラム製作
あらすじ:https://www.banger.jp/movie/34089/
https://hm-hm.net/sf/%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89

メガ太陽フレアーでコロナ質量放出が地球を直撃。全米600か所の超高圧変圧器が爆発し、米全土が停電。パナマでオーロラが観測される。それと同時に巨大地震が世界各地で発生。

大気海洋庁NOAA宇宙気象局の副局長で、NASA連絡員として太陽観測衛星の監督者でもあるパム・クッシング博士は大規模停電後の対策に追われる。
その一方、夫の地質調査所USGS研究員であるジョシュ・チェンバレン博士は、地球の外殻が減速し、最近100年で5%の割合だった地磁気の減少が加速して、78万年ぶりに地磁気が逆転する兆候が見られ、もし磁気圏が消失した地球に太陽フレアが直撃すると大規模な地殻変動と大気の散逸が起こると予測。
外核のダイナモ効果を再活性化するために、米ロングアイランドのブルックヘブン(国立研究所の重イオン加速器RHIC)と欧州原子核研究機構CERNにある大型ハドロン衝突型加速器(LHC)で特異点(ブラックホール)を同時に発生させ、重力子でダイナモ効果を活性させる必要があると主張。しかしCERNのジクリー博士にも否定され、ジョシュはパムの元を離れる。

その三年後、地殻が不安定化し、極地の氷が解け、ロサンゼルスが巨大津波で壊滅。バングラデシュが沈む。磁気圏が通常の1/3の11マイクロテスラとなり、オゾンホールが拡大する。ガルベストンにいたジョシュがクルーザーで海に出る用意をしていたところ、パムが訪れる。

クォークグルーオンプラズマ (Quark-Gluon Plasma):高エネルギーの重イオンを衝突させることで通常の核子の密度の10倍程度の高密度状態を作り出すことによる多体効果により生じるクォークとグルーオンからなるガス状態のこと。

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