1985年 ハヤカワ文庫
ヒューゴー賞、ネビュラ賞、ローカス賞のトリプル・クラウンに輝く。
作品イルカと人類の混成チームが銀河の辺境で、巨大な宇宙船群の墓場を発見!そのニュースを傍受した、異星人たちは、イルカ+人類宇宙船を追跡。とある惑星に逃げ込んだイルカ等は・・・。
=>大野万紀さんの解説(文書館より)
=>デビッド・ブリン作品紹介(O.C.T.さんの渾沌の庭 研究所)
JAMSTEC共済会サークル「SF倶楽部」が収集した地球・海洋SFを収録。これは書評ではなく、創作作品に登場する地球・海洋・生命科学ネタを紹介するものです。旧「地球・海洋SF文庫」よりこのBloggerに再登録完了。
右側に分類、著者、原著の刊行年、保管場所を示す。
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・出典:少年少女海洋冒険物語(Sayalautさん)
・SF倶楽部の図書購入・寄贈履歴
・バーチャル博物館
Contents
乗物:"潜水船", "潜水艦", "スーパー・サブマリン", "ロボット", "ダイビング", "モビルスーツ", "水上船舶", "調査船", "掘削船", "砕氷船"
行動:"救難", "サルベージ", "海洋調査"
都市と基地:"都市", "基地", "古代文明":
歴史:"地球史", "氷期", "考古学", "進化", "古代文明"
生物:"海棲ほ乳類", "モンスター", "頭足類", "軟骨魚類", "生態系", "進化", "海洋牧場", "水棲人", "微生物", "遺伝子", "パンデミック"
資源・エネルギー:"海底資源", "エネルギー", "ハイドレート", "海洋牧場"
気候・環境:"気象・気候", "海面上昇", "大異変", "極域", "環境汚染", "衝突"
固体地球:"地震・火山", "噴火", "津波", "熱水噴出", "地球内部", "マントル"
分類ラベルの付け方(必ずお読みください)
行動:"救難", "サルベージ", "海洋調査"
都市と基地:"都市", "基地", "古代文明":
歴史:"地球史", "氷期", "考古学", "進化", "古代文明"
生物:"海棲ほ乳類", "モンスター", "頭足類", "軟骨魚類", "生態系", "進化", "海洋牧場", "水棲人", "微生物", "遺伝子", "パンデミック"
資源・エネルギー:"海底資源", "エネルギー", "ハイドレート", "海洋牧場"
気候・環境:"気象・気候", "海面上昇", "大異変", "極域", "環境汚染", "衝突"
固体地球:"地震・火山", "噴火", "津波", "熱水噴出", "地球内部", "マントル"
分類ラベルの付け方(必ずお読みください)
2016年5月2日月曜日
2016年1月3日日曜日
ガイア-母なる地球-/ EARTH デイヴィッド・ブリン
ハヤカワ文庫
オゾン層破壊によって皮膚癌の多発、生態系破壊に直面している時代。生態系学者で”現代ガイア・パラダイムの母”と呼ばれているジェン・ウォリングは新ガイア理論でノーベル賞を受賞。この理論によって、世界中に100近くも閉鎖生態系施設〈方舟〉が作られ、絶滅に瀕した野生種が集められている。
一方、1990年代後半にアドラーとハートが統一理論を完成。2020年には実験室内に特異点(マイクロ・ブラックホール)を作ることが可能となった。
ジェンの孫で若き天才物理学者アレックス・ラスティグは、特異点を使った発電所作りに荷担するが、ジャ-ナリスト、ペドロ・マネラに扇動された反対派が発電所を襲撃し、送電線が切断され、磁場ケージの中の特異点が地球内部に落ちてしまった。
アレックスは、大企業タンゴパル社の会長ジョージ・ハットンらの援助を得て、超伝導重力波アンテナを建設し、アレックスの特異点〈アルファ〉が核内で蒸発しつつある一方、別の誰かが作った成長しつつある特異点〈ベータ〉(コズミック・ノット)を発見。この重力波走査が特異点と共振して地震を引き起こすことも知る。
この重力波走査は、テザー型宇宙ステーション〈レーガン・ステーション〉(通称、エレウォン)に秘密裏に持ち込まれていた特異点とも共振する。最後のコロンビア級スペースシャトル〈プレアデス〉の女性船長テレサ・ティカナ大尉は、〈エレウォン〉の崩壊に遭遇し、そこで研究に従事していた夫を失う。
アレックスらはコヒーレント重力波共振装置(ゲーザー・ビーム)を地球上の正四面体の頂点、チリのイースター島ラバ・ヌイ、グリーンランド、ニューギニア、南部アフリカに設置し、特異点〈ベータ〉を地球からはじき出すプロジェクトを開始する・・・。
モホロビチッチ不連続面、マントル内のホット・プルームとコールド・プルーム、磁場逆転などの話題が登場する。マントル・核境界の超高温超高圧域で超伝導現象が生じる設定になっている。
太陽エネルギー崇拝の〈ラーの使徒〉、環境技術と産児制限を推進する穏便派の〈ガイア教会〉、開発を全面否定する過激派の〈ネオ・ガイア主義者〉、遺伝子操作によって人間の捕食者を作りだそうとする〈シュクリー主義者〉、規制に反対する青年結社〈開拓者〉、野生動物救済の〈方舟〉などざまざまな宗派、思想グループも登場する。
本作品は、電子捕獲型検出器を発明したジェームズ・ラブロックと共生進化論を提唱したリン・マーギュリスによる「ガイア仮説」をさまざまな切り口で捉えている。中でも『「競争」と「共生」は表裏一体』という関係を、地球システムや生態系のみならず、脳の神経細胞や社会・経済システム、さらには、ネットワークにまで見出すところが興味深い。
オゾン層破壊によって皮膚癌の多発、生態系破壊に直面している時代。生態系学者で”現代ガイア・パラダイムの母”と呼ばれているジェン・ウォリングは新ガイア理論でノーベル賞を受賞。この理論によって、世界中に100近くも閉鎖生態系施設〈方舟〉が作られ、絶滅に瀕した野生種が集められている。
一方、1990年代後半にアドラーとハートが統一理論を完成。2020年には実験室内に特異点(マイクロ・ブラックホール)を作ることが可能となった。
ジェンの孫で若き天才物理学者アレックス・ラスティグは、特異点を使った発電所作りに荷担するが、ジャ-ナリスト、ペドロ・マネラに扇動された反対派が発電所を襲撃し、送電線が切断され、磁場ケージの中の特異点が地球内部に落ちてしまった。
アレックスは、大企業タンゴパル社の会長ジョージ・ハットンらの援助を得て、超伝導重力波アンテナを建設し、アレックスの特異点〈アルファ〉が核内で蒸発しつつある一方、別の誰かが作った成長しつつある特異点〈ベータ〉(コズミック・ノット)を発見。この重力波走査が特異点と共振して地震を引き起こすことも知る。
この重力波走査は、テザー型宇宙ステーション〈レーガン・ステーション〉(通称、エレウォン)に秘密裏に持ち込まれていた特異点とも共振する。最後のコロンビア級スペースシャトル〈プレアデス〉の女性船長テレサ・ティカナ大尉は、〈エレウォン〉の崩壊に遭遇し、そこで研究に従事していた夫を失う。
アレックスらはコヒーレント重力波共振装置(ゲーザー・ビーム)を地球上の正四面体の頂点、チリのイースター島ラバ・ヌイ、グリーンランド、ニューギニア、南部アフリカに設置し、特異点〈ベータ〉を地球からはじき出すプロジェクトを開始する・・・。
モホロビチッチ不連続面、マントル内のホット・プルームとコールド・プルーム、磁場逆転などの話題が登場する。マントル・核境界の超高温超高圧域で超伝導現象が生じる設定になっている。
太陽エネルギー崇拝の〈ラーの使徒〉、環境技術と産児制限を推進する穏便派の〈ガイア教会〉、開発を全面否定する過激派の〈ネオ・ガイア主義者〉、遺伝子操作によって人間の捕食者を作りだそうとする〈シュクリー主義者〉、規制に反対する青年結社〈開拓者〉、野生動物救済の〈方舟〉などざまざまな宗派、思想グループも登場する。
本作品は、電子捕獲型検出器を発明したジェームズ・ラブロックと共生進化論を提唱したリン・マーギュリスによる「ガイア仮説」をさまざまな切り口で捉えている。中でも『「競争」と「共生」は表裏一体』という関係を、地球システムや生態系のみならず、脳の神経細胞や社会・経済システム、さらには、ネットワークにまで見出すところが興味深い。
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