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2018年5月28日月曜日

漂海のレクキール 秋目人

小学館 ガガガ文庫 – 2017/5/18
https://www.amazon.co.jp/dp/4094516808/

 数百年前、世界には万能の源、エルに満たされていたが、たった一昼晩で陸地のほとんどが水没し、空中を漂っていたエルが消失した。唯一残った陸地、聖地リエスには約一千万人が住むことを許されており、残り9割の人々はリエスを追われ、トリク海で『船団国家』を形成し、大海原で生活している。
 船団国家は、聖地への帰属意識が高いアレム、それに対抗し、最大の規模のファシェン、新興勢力のザレグからなり、そのいずれにも属さない不法船がある。
 リエスで政変が起き、リエスを治めていた聖王が殺され、密航で脱出した末姫サリューには腕輪と海図だけが残された。その海図に示された「船の墓場」の中の一点

。。。「レクキール号」