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2020年4月25日土曜日

カリフォルニア・ブロウ

2017年、米映画
カリフォルニアはいつも地震と火山がセットになっている(カリフォルニア・ディストラクション、ボルケーノ)
本ブログ内:http://marine-earth-sf.blogspot.com/2019/06/blog-post.html
本ブログ内:https://marine-earth-sf.blogspot.com/2016/01/blog-post_88.html

2度の地震の後、カリフォルニア市街の湖から蒸気が噴出、続いてマグマが噴出した。アンドレアス断層ではなく、ニューポート・イングルウッド沈み込み帯の断層にマグマチューブができたことが原因。
マグマチューブは海の近くにあるガス貯蔵所に向かい、甚大な被害が予想される。そこでドローンによる攻撃でマグマチューブを爆破するが、かえってマグマの勢いが増す。そこれ水力発電所を爆破してマグマチューブを水で冷やす作戦が試みられる。

ネタバレ:https://hm-hm.net/suspense/%E3%82%AB%E3%83%AA%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%AB%E3%83%8B%E3%82%A2%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%A6

2019年6月7日金曜日

カリフォルニア・デストラクション

2015年、米映画
https://mihocinema.com/california-destruction-21437

1994年1月17日、カリフォルニア州ノースウェッジで発生した地震による自宅の崩壊で父を失ったヒロイン、モリー。現在はパシフィックコースト大学で地震予知を教えている。サンアンドレアス断層周辺、パソ・ロブレスの19箇所に地震計を設置、微小地震の予測外挿による地震予知を目指しているが、2008年に避難勧告を出すが予測が外れた。

M1未満の微小地震が27時間で12回、その後あわせて24回発生し、モリーのシステムは7分後にM4.3という予測を出し、1分遅れで実際に地震が発生した。さらに大きな地震が予測されたが、地質調査所はモリーの予測を信じない。

M12が発生。


2018年11月12日月曜日

フローズン・アース

https://ameblo.jp/8haku5inukyuu/entry-12107132245.html

一家4人がエジプトのピラミッド観光中、プレートが動いて大地震。紅海でプレートの裂け目から溶岩が噴出。その回りに爆弾低気圧がずらずらと発生し、エジプトに雪が降る異常気象。一家は一箇所だけ存在する暖かい場所を目指す。

2018年8月1日水曜日

第七の太陽/ケント・レスター

扶桑社 海外文庫 2018/7/1
https://www.amazon.co.jp/dp/459407958X/
https://www.amazon.co.jp/dp/4594079598/

その時まではまったく予測されていなかったにもかかわらず、極めて大きな被害を与える「ブラック・スワン事象」

1700年1月27日、米西海岸でマグネチュード9.2のカスケード沈み込み帯地震が発生した。240年周期で発生しているこの地震が発生すれば、地震と津波で数百万人の死者が予測される。
ビッグデータ、AUVを含む大規模センサーアレイ、自己学習ソフト、ニューラルネット処理を用いた全球データ同化システムGAPSでブラック・スワン現象の検出のみならず、人間の分析では見落としがちな固有の天候パターンの検出、数日~数週間先の地震予知ができる。

ダン・クリフォード:元NOAAの気象学者、のちにニューロシス社でGASPプロジェクト主任。8歳の頃にテロで両親を失い、PTSDに。
カール・ジェムソン:NOAAの海洋地質学者。KT境界の通説を覆す新たな証拠を発見するが、ホンジュラスのコア保管庫で異様な光景を目撃し・・・・。

暗黒結晶/ジェイムズ・ロリンズ

扶桑社ミステリー 2017/7/2
https://www.amazon.co.jp/dp/4594077129/ https://www.amazon.co.jp/dp/4594077137/

2016年5月7日土曜日

巨大災害 MEGA DISASTER 地球大変動の衝撃 NHK

2014年8月30日 第1集 異常気象 "暴走"する大気と海の大循環
http://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20140830
2014年8月31日 第2集 スーパー台風 "海の異変"の最悪シナリオ
http://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20140831

2014年9月20日 第3集 巨大地震 見えてきた脅威のメカニズム
http://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20140920
2014年9月21日 第4集 火山大噴火 迫りくる地球規模の異変
http://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20140921
2014年11月15日 地球大変動の衝撃 日本に迫る脅威 激化する豪雨
http://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20141115

2016年5月5日木曜日

ガメラ 大映

1965年 大映 角川

「ガメラ対宇宙怪獣バイラス」(1968, 映画)
 いたずら好きの正夫とジムは海洋研究所に忍び込み潜水艇のモーターを逆につないでしまう。
「ガメラ対深海怪獣ジグラ」(1971,映画)/「大怪獣ガメラ1-大怪獣深海戦ガメラ対ジグラ」**(1995,コミックス,原案:高橋ニ三,作画:槙村ただし,徳間書店,少年キャプテンコミックススペシャル)

 鴨川シーワールド内・国際海洋生物学研究所の所員、石川洋介とトム・ウォレス。『ジグラ』はバチスカーフを一万二千メートルの海底に運び去る・・・。
(コミックス版)

 海洋生物学研究所の科学者の石川とトム。それぞれの息子・娘の健一とヘレンは宇宙船の海中落下を目撃。調べに行った4人はジグラ星人の宇宙船内に物質転移される。彼らは東京でマグネチュード8.5の地震を起こし、それがジグラ星人の力によることを石川らに証言させる。彼らは公害汚染によって住めなくなったジグラ星の海を捨てて地球にやってきた。降伏しなければ地球全体にマグネチュード15の地震を起こすと世界を脅迫する。

 水圧の異なる地球ではジグラ星人が巨大化し、ガメラとの戦いが始まる。ガメラはジグラの細胞停止光線を浴びて海中に沈む。ガメラを電波で目覚めさせようと4人は深海調査用バチスカーフでガメラに近付くが、ジグラの光線を浴びてしまう。落雷で目覚めたガメラはバチスカーフを救出する。ジグラの破壊光線、細胞停止光線、背びれ攻撃で苦戦・・・。

「ガメラ3 ~邪神(イリス)覚醒~ GAMERA3」(1999,金子修介監督,大映・東宝映画)
 前田愛, 中山忍, 藤谷文子, 山咲千里出演。海洋科学技術センターの無人深海探査機「かいこう」が沖ノ鳥島沖海底で『ガメラ』の墓場を発見するところから『ガメラ』誕生の謎が解き明かされて行く・・・。

大怪獣出現:大怪獣メギラ 

1957年

 大地震によって海底地殻に大きな割れ目ができ、そこから放射能の影響で巨大化したイモ虫状の怪獣が出現する・・・。

SFシネ・クラシックス(エロの冒険者さんの素敵なあなたより)


『大怪獣出現』(1957年)、日本公開は1960年、さらに1968年『大怪獣メギラ』と名前を変えて『サンダーバード』6号と併映されたという作品です。

2016年5月3日火曜日

海賊ジョリーの冒険 カイ・マイヤー

2003~2004,あすなろ書房2005~2007

1 死霊の売人、2 海上都市エレニウム、3 深海の支配者

 1692年,海賊の巣窟として悪名をはせていたジャマイカ島のポート・ロワイヤルでは大地震で二千人以上が命を落とし、魔力が解き放たれ、ミズスマシと呼ばれる子供たちが生まれる。その14年後。ジョリーはトルチュ島(ハイチ島のすぐ北)の奴隷市場で売られていたところを海賊バノンに買われ海賊として育てられる。生まれつき水の上を歩けるミズスマシの一人。

 ジョリーたちの〈やせっぽちのマディ〉号はスペインのガレオン船を襲撃するが、毒グモのワナに仲間を失う。脱出したジョリーは名もない孤島で同じミズスマシのムンクに出会う。

 この島をマーレ・テネブロズム〈暗黒の海〉からマールシュトローム〈大渦潮〉を通ってきたアケロンが襲う。ジョニーと両親を失ったムンクは、死霊の売人に連れられてニュー・プロヴィデンス島ポート・ナッソーを訪れ、そこで新たな仲間と出会う・・・。

地を穿つ魔<タイタス・クロウ・サーガ> ブライアン・ラムレイ

1974年 創元推理文庫,2006/1/11
 クトゥルー神話のひとつであるが、このシリーズでは邪神に対抗しているところが特徴的。
 196X年5月17日、英国イングランド中央にあるレスターシャーの広大な産炭地域であるコールヴィルを群発地震が襲う。この地震は震源が南から北への直線に沿った異常なものであった。

 坑道の崩落があったハーデン炭坑の西部廃校内部を検分したレイモンド・ベンサム調査員は、新しい人工的な横穴がいくつもうがたれているのを発見した。直径は約8フィート、その壁は黒いタール状の物質が固まったもので、奇妙な図像が描かれていた。その先に数十本の洞穴が接続した直径50フィートほどの広さの場所で、天井まで達する巨大な石筍が林立し、床面には直径4インチほどの4個の岩屋真珠(ケイヴ・パール)があった。

 ケイブ・パールを密かに持ち帰ったベンサム。30年余りさかのぼる1933年、若き伝奇・怪奇小説家のポール・ウェンディー・スミスとその叔父で探検家・考古学者エイマリー・ウェンディー・スミス卿が奇怪な失踪を遂げる。ポールが残した文書は幻想小説の原稿とみなされたが、〈地を穿つもの〉と〈球〉考古学者エイマリーは『グ=ハーン断章』と呼ばれる古文書の解読に取り組み、伝説の都市グ=ハーンの廃墟を見つけるためアフリカ大陸にわたった。

2016年5月2日月曜日

アルタイルから来たイルカ マーガレット・セント・クレア

1969年 ハヤカワ文庫

 遥か昔、アルタイルから来た植民を起源とするイルカ族と人類。海水汚染と軍事目的で迫害を受けているイルカ族が3人の人間の助けを借りて人類に対し宣戦布告する。

 サン・アンドレアス断層で人工的に地震を起こしたり、北極海の海氷を溶かして海面上昇させたりすろ。実際には、海氷が溶けること自体は、即、海面が大きく上昇しないとか。北極大気の気温上昇がグリーンランドや南極大陸の氷床崩壊を招くと大幅な海面上昇となる。

2016年5月1日日曜日

燃える氷 高任和夫

祥伝社2003年

 2011年、地球人口は80億人に達し、日本は慢性的な経済停滞に陥っていた。経済産業省資源エネルギー庁は、産学官のメタンハイドレート資源開発コンソーシアムを組織し、日本経済の復活を賭けてメタンハイドレート開発計画を押し進めていた。静岡県御前崎沖にメタンガス採取/ハイドレート製造プラント船(全長140m、幅25m、2万総トン、高さ80mのやぐら)を浮かべ、フェーズ2の最終年として海洋産出試験を開始。

 日本周辺に大量に存在する「燃える氷」、メタン・ハイドレート。燃焼時の二酸化炭素排出量が少ない利点を持つが、その商業採掘には、水深1000mからさらに海底下2~3百mの高圧・低温環境にあるハイドレートをどうやって効率よくガス化するか、また、それをどうやって効率よく輸送するかをいう問題を解決しなければならなかった。

 それを解決する2つの技術革新によって、メタンハイドレートは商業採掘に大きく動きだそうとするが・・・。
 最近、三井造船が開発に成功したハイドレート粉末及びペレット化技術がさっそく本作品に取り入れられている。

=>MH21研究コンソーシアム

 メタン・ハイドレートは、単位体積あたり約170倍の天然ガスを包蔵している。本ペレットは温度:約1~8℃、圧力:約20~50気圧で製造でき、マイナス数十度で安定化させて貯蔵できるもので、LNGのように-162℃の極低温で製造・貯蔵するのに比べ、設備費、運転費が少なくて済みむとのこと。

 本作品の主人公が翔文社「月刊ガイア」編集部に勤める編集記者との設定。まさにジェームズ・ラブロック/リン・マーグリスによる「ガイア仮説」をコンセプトとする硬派の雑誌となっている。

 本作品では、地球深部探査船「ちきゅう」が2005年に完成し、南海トラフでどんどん成果を上げ、東海地震に関する情報がきめ細かく出されるようになっているとの設定がうれしい。一方、エネルギー庁は悪役になっていて、立場が逆になって書かれたらと思うと怖いですねぇ。

 このほか、8000年前、ノルウェー沖ストレッガ地滑りでは5000立方kmの堆積物が800kmも移動したこと、なぜ氷期から間氷期にかけて急激に気温が上昇したのかという、研究者がみんな悩んでいる謎、それとメタンハイドレートとの関係、ポックマーク(海底のガスの抜け穴)、泥火山(フロリダ沖水深 3000mの直径10kmの巨大なすり鉢上の陥没地形、ノルウェー沖ハーコンモスビー泥火山など)、冷湧水、東海地震と富士山噴火などが登場する。

 これ以上書くとネタバレになるので、このへんで。

1冊部内留保

深海実験室7(デプス・ラブ・セブン) 麻生竜

碧天舎 2003年

 海嫌いの電気技術者の流山治宣(ハル)が深海実験室デプス・ラブ7号(通称DL7)に派遣された。DL7はユニテク社に属し、サハリン沖合の海底500mに設置され、50気圧に与圧。53の区画に分けられている。34人が居住。深海作業艇<アン>、<クララ>、<ベティ>、超小型潜水艇<シャークサッカー>(コバンザメ)がある。海上基地である海洋研究センター7号(通称マリナー7)から電力供給を受けている。マリナー7との唯一の交通手段は8人乗り潜水艇<ネプチューン>。

 地震の直撃でダメージを受けた施設のすぐ近くに、不思議な黒い物体が露出した。物体をめぐり、_DL7所員と謎の潜入部隊との戦闘が始まる・・・という近未来ものです。(by sayalautさん)

2016年4月30日土曜日

気象精霊記シリーズ 清水文化

富士見ファンタジア文庫

 「文化」は「ふみか」と読む。
清水文化の気象精霊記シリーズ
・「気象精霊記1:正しい台風の起こし方」(1997)横浜研に寄贈

・「気象精霊記2:爆弾気分の低気圧」(1999)横浜研に寄贈

・「気象精霊記3:うかれ頭とサクラン前線」(2000)横浜研に寄贈

・「気象精霊記4:海底火山とラッコ温泉」(2001)横浜研に寄贈

・「気象精霊記5:思惑違いの流星豪雨」(2001)横浜研に寄贈

・「気象精霊記6:お月見試験とホゴ活動」(2002)横浜研に寄贈

・「気象精霊記7:禁酒、禁宴、禁休事態」(2004)横浜研に寄贈

・「気象精霊記8:空飛ぶ黄色い風邪工場」(2005)横浜研に寄贈

・「気象精霊ぷらくてぃか(1) サクラサクラン」(富士見ファンタジア文庫) 2003
・「気象精霊ぷらくてぃか(2) 地下水は爆発だ-」(富士見ファンタジア文庫) 2004
・「気象精霊ぷらくてぃか(3) 魔界の卑怯温泉」(富士見ファンタジア文庫) 2004
・「気象精霊ぷらくてぃか(4) 森に潜む病魔」(富士見ファンタジア文庫) (文庫) 2005
・「気象精霊ぷらくてぃか(5) イツミ組潜入レポート」(富士見ファンタジア文庫)2005

深海レインジャー部隊/Sons of the Ocean Deeps ブライス・ウォルトン

中尾明 訳、SF名作シリーズ26、1967~72偕成社

国連の地震観測研究所が、一年半後、北米太平洋岸を超大型地震が襲うことを予知。水深10000m以上のミンダナオ海溝に深海基地を設け、300発の原爆でマグマを海中に噴出させて地震エネルギーを発散させるという・・・。by 中尾 明

2016年4月28日木曜日

夢見る惑星 佐藤史生

1996年 小学館、プチフラワーコミックス、全四巻(20年前?)/小学館文庫全3巻1996

近いうちに大地震で滅びようとする人類を、少しでも助けようとする大神官の話とのこと。

=>夢見る惑星(はいねさんの書評)リンク切れ
amazon:4091911110

古代文明アトランティスの謎を解く 竹内均

発行所ひらく、発売ごま書房 1997年

 紀元前1400年に大爆発したサントリン島とその南約100kmにあるクレタ島だとする説を詳しく現場検証している。モーゼのいわゆる「紅海の奇跡」についても考察。

太平洋に沈んだ大陸-沖縄海底遺跡の謎を追う 木村政昭

第三文明社 1997年

 与那国島の海底遺跡が人工物であり、琉球古陸が2万年前に海中に沈む前に建設されたとする説。チャーチワードによるムー大陸伝説、中国の三神山探しの伝説、沖縄のニライカナイ伝説との関係も追及。

2016年4月25日月曜日

ガメラ対ゴジラ 林家しん平

オンライン作品2008年

 2001年、大戸島近海で操業中の三隻の漁船がゴジラに撃沈される。その頃、福岡に近い姫神島で微小地震が観測される。残忍なギャオスが出現。三宅島で火山噴火の兆候が。火山エネルギーを吸収したガメラが。
http://shinpei.net/gamegojititle.htm

エコーThe Dolphin Defender of the Future

ドリームキャスト

 宇宙からの侵略者「魔」は地震を起こして環境を破壊し、海の生物に打撃を与える。主人公であるイルカの「エコー」が「魔」を撃退して地球を守る。