ラベル 1964 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 1964 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2016年5月1日日曜日

水中都市 安部公房

新潮文庫「水中都市・デンドロカカリヤ」に収録 1964年

 海中とはなんら関係ない。

2016年4月28日木曜日

太陽のとどかぬ世界 ジャック・イブ・クストー

DVD 1964

 1965年アカデミー賞の最優秀長編ドキュメンタリー賞を受賞。「コンシェルフ II」という計画名のもと、紅海ポ-トスーダンの北東約40kmシャアープルミ礁での長期海底滞在実験のドキュメンタリー。クストー夫人が助監督を勤めており、ハビタット内のテレビ画面に船上のクストー夫人がちらっと映る。

 礁内の水深11mの海底に通常の圧縮空気が使われた〈ヒトデ・ハウス〉と呼ばれる海底ハビタットと円盤形潜水艇〈ダイビング・ソーサー〉を格納するガレージが置かれている。また海上作業台が設けられていて、電力を供給する発電船とカリプソ号が繋がれている。

 〈ヒトデ・ハウス〉内ではタバコがプカプカ吸われ、さすがフランス、朝から赤ワインを飲んでいる。オウム(名前不明)が持ち込まれ、散髪シーンやイワシの缶詰のサンドウィッチを食べるシーンとか、顕微鏡でプランクトンの研究するシーンもあり。〈ヒトデ・ハウス〉外では擬態する海洋生物の夜間の行動の研究とかのシーンもあり。

 その下、水深27mに窒素、酸素、ヘリウムからなる混合ガスを用いた深海小屋ディープキャビンがあり、そこから水深50mあたりにあるサメよけ檻までエクスカージョン潜水する。

 さらに水中ジェット推進の〈ダイビング・ソーサー〉で304mまで探検し、最後は恐ろしいことに〈ダイビング・ソーサー〉で海底洞窟に入っていって、洞窟内に空気が溜まった部分に浮上する。どこにそんなところがあるのかな。

 なまじっかのフィクションよりもよっぽど海洋SFらしいドキュメンタリーであった。

=「Man in the Sea」へショートカット
=>太陽のとどかぬ世界(週間映画の情報サイトの名作一本より)リンク切れ

2016年1月11日月曜日

スティングレイ:トニーの海底大戦争 ジェリー・アンダーソン

●TV, 1964年~1965年

WASP(海底安全パトロール隊)の原子力潜水艦<スティングレイ>が活躍。イルカのように海面からジャンプできる。特異なのがその推進器。
=>The Futuristic Machines of Stingrayに
「twin Drumman hydrojets which expel superheated sea water at high pressure from a rotating "Eddy Damper"」とありました。
 ぐるぐる回ってたのは"Eddy Damper"で、そこから超高温水を高圧で噴射する危ないものだったのね。なんと水中速力600ノットとのこと。
  2065年が舞台。スティングレイの艦長:トロイ・テンペスト大尉、優秀なソーナーマンの”フォンズ”ジョージ・リー・シェリダン中尉、海底国パシフィカ (ダンマリニア)王アフォニーの娘マリーナ、トロイ艦長の恋人で赤毛の美人のアトランタ・ショア中尉、偏屈親父でアトランタの父親のサミエル・アーサー・ ショア司令官が登場。
 トロイとマリーナとアトランタの三角関係が面白い。涙を流すシーンも度々あり、感情表現があまりなかった「サンダーバード」よりも作品としての魅力は高いかもしれない。
 敵側は、海底王国<タイタニカ>のタイタン大王と地上偵察スパイX-20(ラモイ島に住みカツオブシ潜航艇でタイタニカと往復)、部下の半魚人(マゴジラ)、潜水艦<メカニカルフイッシュ(フグトラ潜航艇)>も登場。
=>紅山 尚人さんの秘密基地【相互リンク】
=>特撮潜水艦(SFX Submarine)のPAGE(Akira Saharaさんのサイト=>"The Strange Mechanism Museum - Neo -"。スティングレイ、サンダーバード4号の主要目が載っている。)

冒険日本号 小澤さとる

●マンガ,1964   サン出版、Comic・pet異色名作シリーズ、1981

木こりの老人に拾われた捨て子の日本太郎は、老人が残した唯一の遺産であるへんぴな山々を受け継ぐ。その山々がダム建設や観光事業のために買われて一兆円の大金持ちになり、空飛ぶ潜水空母<日本号>を建造。完成した日本号を受け取りにきた太郎は、騒乱罪予備で警察に追われ、日本号に乗ってなんと空に飛び立つ・・・。
 <日本号>は山田野博士が現代の科学の成果を全て取り入れて日本造船(株)で建造したもの。建造費約2000億円。マッハ15で飛行し、ロケット機<日本号フライト>30機を搭載する。

2016年1月3日日曜日

輝くもの アーサー C. クラーク

1964年 『太陽からの風』に収録

 スリランカ(セイロン島)東岸の良港トリンコマリーに熱水発電設備が建設されたが、発電所開設式の3週間前に発電停止の事故が起こる。水深3000フィートのトリンコ海淵に民間深海作業会社の作業用ミニ潜水艇<ロブスター>が潜ると、そこに据え付けられたグリッド電極はめちゃめちゃに叩き潰されていた。

 回収した電極を調べたところ熱電素子の一部が何者かに奪い去られていた。それを捜索するために再度潜航した<ロブスター>は、そこで長さ20フィートの発光するイカ2匹が、発光によって体表に図形を浮かび上がらせて会話していることを発見した。そこにはとてつもなく大きいイカが表示された・・・。

 揚水して低圧蒸気機関で発電する海洋温度差発電OTECとは異なり、これは<熱電>効果によるもの。地上側には濃い塩水の浅い池で底を黒くしているソーラーポンド(華氏200度まで温度が上昇する)を置いている。

(横浜研開架)