DVD 1964
1965年アカデミー賞の最優秀長編ドキュメンタリー賞を受賞。「コンシェルフ II」という計画名のもと、紅海ポ-トスーダンの北東約40kmシャアープルミ礁での長期海底滞在実験のドキュメンタリー。クストー夫人が助監督を勤めており、ハビタット内のテレビ画面に船上のクストー夫人がちらっと映る。
礁内の水深11mの海底に通常の圧縮空気が使われた〈ヒトデ・ハウス〉と呼ばれる海底ハビタットと円盤形潜水艇〈ダイビング・ソーサー〉を格納するガレージが置かれている。また海上作業台が設けられていて、電力を供給する発電船とカリプソ号が繋がれている。
〈ヒトデ・ハウス〉内ではタバコがプカプカ吸われ、さすがフランス、朝から赤ワインを飲んでいる。オウム(名前不明)が持ち込まれ、散髪シーンやイワシの缶詰のサンドウィッチを食べるシーンとか、顕微鏡でプランクトンの研究するシーンもあり。〈ヒトデ・ハウス〉外では擬態する海洋生物の夜間の行動の研究とかのシーンもあり。
その下、水深27mに窒素、酸素、ヘリウムからなる混合ガスを用いた深海小屋ディープキャビンがあり、そこから水深50mあたりにあるサメよけ檻までエクスカージョン潜水する。
さらに水中ジェット推進の〈ダイビング・ソーサー〉で304mまで探検し、最後は恐ろしいことに〈ダイビング・ソーサー〉で海底洞窟に入っていって、洞窟内に空気が溜まった部分に浮上する。どこにそんなところがあるのかな。
なまじっかのフィクションよりもよっぽど海洋SFらしいドキュメンタリーであった。
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=>太陽のとどかぬ世界(週間映画の情報サイトの名作一本より)リンク切れ
JAMSTEC共済会サークル「SF倶楽部」が収集した地球・海洋SFを収録。これは書評ではなく、創作作品に登場する地球・海洋・生命科学ネタを紹介するものです。旧「地球・海洋SF文庫」よりこのBloggerに再登録完了。
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・出典:少年少女海洋冒険物語(Sayalautさん)
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・バーチャル博物館
Contents
乗物:"潜水船", "潜水艦", "スーパー・サブマリン", "ロボット", "ダイビング", "モビルスーツ", "水上船舶", "調査船", "掘削船", "砕氷船"
行動:"救難", "サルベージ", "海洋調査"
都市と基地:"都市", "基地", "古代文明":
歴史:"地球史", "氷期", "考古学", "進化", "古代文明"
生物:"海棲ほ乳類", "モンスター", "頭足類", "軟骨魚類", "生態系", "進化", "海洋牧場", "水棲人", "微生物", "遺伝子", "パンデミック"
資源・エネルギー:"海底資源", "エネルギー", "ハイドレート", "海洋牧場"
気候・環境:"気象・気候", "海面上昇", "大異変", "極域", "環境汚染", "衝突"
固体地球:"地震・火山", "噴火", "津波", "熱水噴出", "地球内部", "マントル"
分類ラベルの付け方(必ずお読みください)
行動:"救難", "サルベージ", "海洋調査"
都市と基地:"都市", "基地", "古代文明":
歴史:"地球史", "氷期", "考古学", "進化", "古代文明"
生物:"海棲ほ乳類", "モンスター", "頭足類", "軟骨魚類", "生態系", "進化", "海洋牧場", "水棲人", "微生物", "遺伝子", "パンデミック"
資源・エネルギー:"海底資源", "エネルギー", "ハイドレート", "海洋牧場"
気候・環境:"気象・気候", "海面上昇", "大異変", "極域", "環境汚染", "衝突"
固体地球:"地震・火山", "噴火", "津波", "熱水噴出", "地球内部", "マントル"
分類ラベルの付け方(必ずお読みください)
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