ラベル サルベージ の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル サルベージ の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2016年5月4日水曜日

シャドウ・ダイバー 深海に眠るUボートの謎を解き明かした男たち 

ハヤカワ・ノンフィクション2005

沈船ダイビングを「レックダイブ」と呼ぶそうで,軍の公式記録には存在しない謎のUボートを発見した男たちの物語かな。映画化が決定しているそうです。

WHAT A WONDERFUL WORLD 吉田州吾

「城戸賞」の準入賞作(第23回1997年)

戦艦武蔵をひきあげるって話ではなかったか? 以前,映画シナリオの公募新人賞の「城戸賞」の準入賞作(第23回1997年)になった。
キネマ旬報」は城戸賞受賞作を掲載しており,ここで読んだという記憶には間違いないと思います。(by 永瀬唯さん)

DEEP 太田垣康男

ビッグコミックオリジナル不定期連載 2002年

 トレジャーハンター“DEEP”による海底の宝探しの話らしい。ADS(耐気圧潜水服),潜水艇<アルイキメデス>,支援母船<タートル号>が登場。ADSでUボートの耐圧金庫を回収するため700mを越える深海潜水に挑戦・・・。

2016年5月3日火曜日

マーメイド・ヘブン 長谷川裕一

月刊ドラゴンエイジで連載開始,富士見書房,角川コミックス・ドラゴンJr. 2005.4で単行本化

 不治の病で人工冬眠を選んだ主人公、獅馬渡は,300年の眠りから目覚めた。そこは地球温暖化で陸地の大部分が水没し、高度な文明が滅びてしまった常夏の世界。目覚めさせたのはキカイ化帆船”大ぼら(ビッグフィッシュ)”号に乗り組む大海賊”血染めの人魚団(ブラッディマーメイド)” の4人の少女、シェルビー・ハーヴァーライト(船長)、”オクトパス”のヤッコちゃん(格闘技専門)、”クラブ(かに)”のハザミ(キカイいじり少々)、”グランパス(しゃち)”のオビュレ(兵士)。

 この世界では海中に沈む”火薬”や”エアボンベ”や”キカイ”や”スーツ”などの遺跡を発掘して利用していたが、それには人工冬眠カプセルに眠る伝説の ”玉子人間”の知識に頼らざるを得なかった。シェルビーたちは”ぴゅうた”を操作できる”ぴゅうた使い”を探していたのだった。

 一方、この世界を支配するヴォースも”ぴゅうた使い”を探していた。ヴォースは ”世界を変える力を持つ”7つの旧文明のひとつ”白い遺跡”に封じられていた”水宝珠(アクアオーヴ)”の作り方を一部解き明かしていた。しかしヴォースの真の狙いは世界を滅ぼすこともできる巨大な”水宝珠”を作り出すことだった・・・。

2016年5月1日日曜日

スタンダードブルー 宇河弘樹

少年画報社/ヤングキングコミックス,

浮上不能事故あり
2024年、世界人口が百億の大台を目前とし、食糧危機が深刻化して海洋牧場への期待が高まっている時代。沖縄の環状海上都市<スタンダードブルー> (ヴェルヌの「動く人工島」のスタンダード島にちなむ)でサルベージ業「うしお海洋便利屋」を営む祖父のところに(わけありの)孫娘が界面翼船(シールドシップ)の定期便でやってきた・・・。

 界面翼船(シールドシップ)、海洋牧場、メタンハイドレート掘削基地、観光潜水船、深海潜航救助艇DSRV、船型掘削リグが登場する。また、半潜水式リグが海底からのメタンの暴噴で浮力を失う現象、チューブワームやシロウリガイなどの熱水生物コロニー、イルカの大量座礁現象(マス=ストランド)、環境保護団体「ガイアの騎士」も登場。

 XBTなんて言葉も・・・。(by kobagenさん)

 最近のお気に入りです。どちらかというと女の子の成長物語ですが、なかなか熱い作品です。
(by あんす さん)

 マイルド気味ながら、イルカとの関わりあいとかは少し啓蒙されましたし、人肌な海洋近未来を感じる良作だと思います。(by Tiさん)

=>コミックスページ(WestRiverさんのサイト)

2016年4月30日土曜日

Blind Waves Steven Gould

Tom Doherty Associates Book

未翻訳。
南極での火山噴火によりRonne-Filchner氷床が崩壊して海面が30m上昇した世界。トリマラン<Terminal Lorraine>と潜水艇<SubLorraine>を使って水没した都市からのサルベージ業を営むパトリシアらは、発見した貨物船で大勢の人々が船内に繋がれているのを発見、政府機関によって沈められた証拠を見付ける・・・。

 ロック・イン・ロック・アウト潜水艇、海面効果飛行機(SEA;Surface Effect Airplane)、海洋温度差発電OTECで汲み上げた深層水を使った海洋牧場、6角形の浮体を結合して出来た浮体都市などが登場する。

AIKa 西島克彦 山内則康

 2016年の地殻変動により関東地方の大部分が海に没したときから20年。水没した都市から潜水器を使って海底に没したデータや物品を回収するサルベージ業「サルベージャー」という職業が生まれていた。その一つK.K.コーポレーション(けいつうこーぽれーしょん)の社長相田郷造とベテラン社員で凄腕のサルべジャーである皇藍華(すめらぎ あいか)は、昔はいろいろ危ない橋を渡っていたが、ある時郷造が大怪我をしたことを切っ掛けに裏家業から足を洗いまっとうなサルベージャーに転身を図る。

 藍華は郷造の娘りおんと某国政府機関より依頼された仕事を進める内、人類抹殺を企てる陰謀に巻き込まれていく・・・。

 佐久間レイの艶やかな声も素敵ですが、故・塩沢兼人演じるハーケン博士の妖しさは耽美の香りが濃く漂うものです。またハーケン艦はハーケン博士以外みーんな美人のおねーさんばかりという羨ましい艦橋、じゃなかった環境だったりします。

 なお制服は士官が白、下士官が青そして水兵は黒と区分されていますが、何故か砲術科の人間はピンクだったりします。(by MOON○LIGHTさん)
=>AIka

2016年4月28日木曜日

タイタニック '80 柴田昌弘

大都社「樹氷館」収録、白泉社「盗まれたハネムーン」:絶版:にも収録

一癖もふた癖もあるメンバーが集まってタイタニックを引き上げる。ストーリーとして、物語のウソのつきかた、風呂敷の広げ方がうまい作家さんです。(by 乾杏子さん)

 本文より引用「深海作業艇<ネプチューン>…/乗員2名/潜行限度5千m/水流ジェットで運動性にすぐれ/6本のマジックハンドと2基のレーザーを備え/最大4時間の海中作業ができる」。

2016年4月25日月曜日

ハッピィサルベージ 大倉らいた

Play Station、電撃文庫1999-2000

海洋冒険シミュレーション・アドベンチャー。
海洋考古学を専攻する普通の大学生の主人公が父親の代わりにサルベージ業を。
http://www.mediaworks.co.jp/gamers_s/happy/index2.html

電撃文庫
・ハッピーサルベージ(1)~はじまりの島へ~1999.6.25
・ハッピーサルベージ(2)~乙女心と夏の空~2000.3.25
・ハッピーサルベージ(3)~GO GO サルベージ!~2000.9.25

 南太平洋のアメリカ領パーキット島(通称メインアイランド)の大学で海洋考古学を学んでいる七海ワタル(19歳)、その従妹で高校三年生の七海マリナ。二人の父は兄弟でサルベージ会社『七海商会』を経営し、パーキット島から数キロ南にあるハルクイン島を領有するフランクリン公国の依頼でサルベージに従事していた。

 この周辺海域には幻の古代文明マハロの伝説があり、『シーズアイ』、すなわちインディゴブルーの海の真ん中にぽっかりと丸いライトブルーとエメラルドグリーンの海域と海底ピラミッドが目撃されている。

 七海商会の二人が行方不明となり、借金返済のため、七海商会を継ぎ、古代文明マハロの謎に取り組むこととなる。

サルベージ船『七海三世号』、一人乗り潜水作業用の『潜水ポット』が登場。

2016年2月28日日曜日

オデッセイ

1988 ●実写 VHS, 米・スウェーデン合作 

1940年4月9日,ドイツ軍艦"Blucher"が撃沈される。
その50年後,2人の男たちがナチスドイツのゲシュタポに関する
機密文書を引き揚げようと,ドライ・スーツによるエクスカーション潜水で挑戦・・・。

2016年1月2日土曜日

グランド・バンクスの幻影 アーサー C. クラーク

ハヤカワ文庫 1990年

 <タイタニック号>をペルティエ冷却効果、ガラス球、電気分解などのアイデアを用いて引き揚げる試み。「レイズ・ザ・タイタニック」で400気圧もの海底に圧縮空気を送ることが現実的でないことを指摘している。同じく同映画で使われた?ヒドラジンはブルーピース(グリーンピースのもじり)の反対でとん挫したのが面白い。

 引き揚げ作業に従事する<グローマー・エクスプロラー号>がハワイ沖5000mの海底に沈没した核搭載ロシア潜水艦を引き揚げたエピソード、沈没したアルヴィンが数年後に引き揚げられた際、乗員の昼食が酸素含有量が少ないためほとんど有機的分解されずに残っていたエピソードが登場する。

 米海軍3人乗り深海潜水艇<マーヴィン号>(内燃機関で水深4000mまで1時間で到達。アルヴィン号の後継艇)、人工知能海中ロボット<ジェースン・ジュニア>(国際海底機構に所属し、船隊を組んで海底を1mの精度で調査)、一人乗り<ディープジープ>、海底に電力を供給する退役原潜<マシュー・フォンテーン・モーリー号>及び<ピョートル大帝号>とその暖水による湧昇効果、北極海の氷冠の下の海底光ファイバー・ケーブル、深海観光潜水船<ピカール号>などの海中技術が登場。

 ニューファンドランドの水深100mにある海底石油生産マニュホールドがさしわたし100mの大タコ<オスカー>に破壊される。海底地震と深海の乱泥流(タービダイト)、海底下の炭化水素の貯蔵庫とその噴出と爆発という問題も登場する。

2016年1月1日金曜日

異界戦艦「大和」 田中光二

2001.6、カッパ・ノベルス

 沈船サルベージ用支援船<オーシャン・エクスプロラー号>(排水量5000トン)と潜水作業船<グーフィー>、<アルフィー>、<ミッフィー>(いずれも潜航能力1500m)による「大和」の艤装品のサルベージ・シーンがある。驚くことに、JAMSTECが<大和>探索のためNHKに無人機<ホーネット500>を貸し出したというあまり知られていない話まで載っている。

 ヒューズ社が潜水艦引き揚げ用に建造した<グローマー・チャレンジ号>(排水量8000トン)の話が出てくるが、これは、米CIAがヒューズ社の深海鉱物採取船と偽って建造した<グローマー・エクスプロラー号>(排水量63,000トン?)をもじったもの。

(横浜研開架)

2015年12月21日月曜日

タイタニックを引き揚げろ/レイズ・ザ・タイタニック クライブ・カッスラー

新潮文庫 1976年 映画名「レイズ・ザ・タイタニック」。

 1987年9月、百万倍も増幅した音波によるミサイル防衛システム「シシリアン計画」が米大統領の秘密資金で進まれている。それに不可欠な希少鉱物のビザニウムは、ロシアのノバスゼムリヤで採掘された後、1912年に沈没したタイタニックに積まれていたという。NUMAの調査用深海艇<サッフォー1号>(7人乗り、ペイロード:2トン、潜航深度:24000ft、潜航可能時間:2ヶ月、航続距離:1500マイル)は、ローレライ海流漂流探検においてついにタイタニック号の手掛かりを発見・・・。

 引き揚げ法は、ウェットスチールで破口を塞ぎ、船内に圧搾空気を送り込み、電解質の化学薬品で底泥と船体の密着を離す。水深約4000mまで圧搾空気を送るのはかなり厳しそう。

 「海中密輸ルートを探れ」のNUMAの研究船<ファースト・アテンプト号>が再登場するほか、引き揚げ作業に用いる洋上船舶は、海軍の深海引き揚げ船<モドック号>、圧搾空気を海中に送り込む補給船<カプリコーン>、深海作業用<ボンバーガー>、補給船<アルハンブラ>と<モントレー・パーク>の5隻を使用。海中作業はNUMAの潜水艇<サッフォー1号>と姉妹艇<サッフォー2号>、米海軍の深海引き揚げ・救助用潜水艇<シー・スラグ号>、ウラヌス石油会社の潜水艇<ディープ・ファザム>の4隻を使用。引き揚げ後の曳航には米海軍のサルベージ用曳船<トーマス・J・モース>と<サミュエル・R・ウォーレス>を使用。

 深海作業中にタイタニック号上で浮上不能となった<ディープ・ファザム>救難のため、急遽、タイタニック号ごと引き揚げる場面は秀逸。
 ダナ・シーグラムがヒロイン。

 映画「レイズ・ザ・タイタニック」:小説にわりと忠実。タイタニックの捜索には架空の<スターフィッシュ>のほか、<ディープクエスト>、<シークリフ>、<タートル>という実在の潜水調査船が登場。

(横浜研開架)

QD弾頭を回収せよ クライブ・カッスラー

新潮文庫 1978年

 1988年9月。ピットらはコロラド州の湖に沈んだ輸送機から生物兵器「QD弾頭」の回収を試みるが、いくつかが行方不明となる。
 特別な海中技術は登場しない。

(部内留保)

2015年12月18日金曜日

ドラゴンスレイヤーズすぺしゃる(24) 地底王国の脅威 神坂一

2005.4.25、富士見ファンタジア文庫

女魔道士リナ=インバースを主人公とする長寿人気シリーズ
=>http://www.mars.dti.ne.jp/~lapis/slayers/slayers.html に、ついに海洋モノと地底モノが登場。

 ・「魔の海のほとりにて」(前・後編)と「今、そこにいる女房」が海洋モンスターもの。
 ある海辺の町で、リナはおんぼろ商船の船長ビルゴ=フォトフから沈んだお宝の引き揚げを持ち掛けられる。魔海で沈んだ船は潮流の関係でこの町の沖合いに流れ着くというのだ。魔海のそば、船から水気術で潜ったリナたちはついに沈船を見つける。そこには160年ほど前に滅びた王国のマヘル金貨があった。ところが黒く巨大な何かが・・・。

 サイズは大海蛇(シーサーペント)クラス、巨大な黒蛇のようにうねるそれの先端には、ひとかかえもある人間の顔がいくつも張り付いている・・・というしろもの。
 「今、そこにいる女房」は後日談で、船長の昔別れた女房がシャチ使い。金貨の引き揚げで金儲けしたと誤解した元妻が大海蛇を操って襲ってくるという・・・。

・「地底王国の脅威」(前・後編)がドワーフもの。
 モンスター専用装備品専門店「頭蓋砕き(スカルマッシャー)」で働くこととなったリナたち。この店のオーナーは地底種族で超一級の鍛冶師・工芸師であるドワーフだった。そこに地底から巨大モグラ、大土竜ゲンエンゴンブが暗黒騎士を乗せて現れる。撃退したものの、再び今度は地底から人間を丸飲みできるほどの太さの大ミミズが。

 決着を付けるために地底世界に向かったリナたちは、普通サイズの無数のミミズの雪崩に呑み込まれ・・・、という身の毛もよだつシチュエーション。

(横浜研開架)

2015年12月5日土曜日

水底の記憶 早坂千尋

短編。ジャンク・ヤード3町目07番地Progressive#5 同人誌 2005年

 2017年、南氷洋に小天体が落下。南極大陸の半分が融解するとともに、巨大津波で南米の先端、ニュージーランド、無数の島々が消滅し、環太平洋、大西洋の海岸線が甚大な被害を受ける。
 さらに落下地点の海底で無数のハイドレートが噴出して温暖化により海面が上昇。それに加えて地殻の破壊による群発地震も発生。世界規模の食糧難が起り、唯一の超大国が自滅し、世界の物流の大半が停止する。
 その10年後。調査母船『ビシュニアック』の面々は大気圧潜水服(ハードスーツ)”グスタフ”で過去の遺物や情報を回収するサルベージャー。水深330mの海底に沈んだ街の調査を依頼される。

・伊那崎瑞穂:ヒロイン、実務に就いて二年目のダイバー。肩まである長い黒髪、眼鏡。
・志賀哲也:調査母船『ビシュニアック』のダイバー。180センチ近い長身。2年前に八丈島沖で学校の潜水艇が水深220mで浸水が始まった時、ヘリオックス(ヘリウム酸素混合ガス)を使ったテクニカルダイブで救助した実績あり。
・千乃(ゆきの)、奈子(なこ):ビシュニアックに配属されたスイマー。瑞穂と同期。
・クリス:潜水医学専門の船医。十代で医学博士号を取った天才。
・ジェフ
・武藤:白髪混じり

2015年11月30日月曜日

シップブレイカー パオロ・バチガルピ

ハヤカワ文庫SF 2012/8/23

http://www.amazon.co.jp/dp/4150118671/

ローソン&カールソンという企業に酷使されている解体作業員(シップブレーカー)。そのうち軽作業クルーで体の小さなネイラーは、座礁したタンカーや貨物船の船内に張り巡らされている配管ダクトから貴重な銅線ケーブルをはがしてくる・・・。
ジェット気流に乗る超高度用パラセールと水中翼付き55ノットのクリッパー船、遺伝子操作で作られた犬顔の半人が登場。

登場人物
・ネイラー・ロペス(ラッキー・ボーイ):廃品回収の軽作業クルー、褐色の肌、黒髪、淡いブルーの瞳
・リチャード・ロペス:ネイラーの父。酔ったら悪魔
・スロス:仲間の少女。金色の短髪、色が白い
・ピマ:女ボス、背が高く、石油のように色が黒い
・サドナ:ピマの母
・パピ:ネイラーのボス。茶色い眼
・チックタック:色が黒い、目が悪い
・パーリー:ヒンズー教徒、石油回収業者、両親とも健在、黒髪、浅黒い肌
・レイン
・ムーンガール:多少茶色がかった肌
・ニタ・チョードリー(ラッキー・ガール):《パテル世界運輸》の跡取り娘

(横浜研開架)