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2019年9月30日月曜日

デイアフター2020

2010年、英・ニュージーランド映画
ねたばれ:https://eiga-watch.com/ice/

2020年、世界は地球温暖化、砂漠化が進行し、南方からの難民がイギリスに押し寄せている一方、石油は枯渇寸前となっていた。
HALO社はグリーンランドの氷床で石油探査を行っている。主人公トム・アーチャー教授は同地域で地震を観測。氷床を支える海氷が溶けた水が氷河の下を流れているのを発見。グリーンランド氷床が崩壊して海面が7m上昇するとともに、大量の淡水によってメキシコ湾流が停止し、氷期に突入するとヘイロー社に警告するが、受け入れられない。

掘削リグは海氷下の2600フィート以上の海底で掘削を開始。海底下100フィートで熱水噴出に遭遇し、3人の掘削要員がやけどを負う。
トムの同僚で友人のピーターソンは現場周辺から好熱性古細菌を採取していた。

主人公らの警告を無視し、掘削リグは熱水噴出孔の掘削を強行。それによって北極海の海氷が溶け、大量の淡水の流入によって海洋コンベアベルトが停止し、イギリス全土が雪に閉ざされる。

2019年7月5日金曜日

南極メルトダウン 北沢栄

https://www.amazon.co.jp/dp/4782535198
2018/11/27
電子版:810円
https://store.voyager.co.jp/special/meltdown-2

棚氷:ウィキペディア
棚氷とは大陸上の氷床が海にせり出しているもの。海に浮いている海氷と同じであれば、北極海の海氷が溶けても直ちに海水準が上昇するわけではないのと同様に、棚氷が陸と切り離されて沖合いに流出してそれが融けたとしても、海水準が直ちに上昇するわけではない。
ただし海氷や棚氷が溶けると、それまで太陽光を反射していたのが海に吸収されるようになって海水温の上昇に繋がるとか、融けた淡水が海氷の表層を覆うことにより、氷縁部の海水が冷やされても沈降しにくくなる問題がある。

棚氷の切り離しに引き続き、棚氷にせき止められていた大陸上の氷床が海中に崩落しやすくなる。しかしその速度は山体崩壊のように一気に海に落下するのではなく、ある程度時間を掛けて海に流入していくのであれば、山体崩壊のような大津波は生じないのではないか?

あと、人類の洪水の記憶だが、現生人類が経験している氷期(最終氷期極大期)から間氷期(完新世)に掛けての海面上昇の歴史ともいえるし、あるいは海溝型巨大地震、島の山体崩壊、小天体の海中落下による津波であったかもしれない。


2019年3月10日日曜日

アイス・ブレイカー 超巨大氷山崩壊

ロシア映画 2016年
実話に基づくらしい。

1985年3月、ペレストロイカの前、ソ連の砕氷船「ミハイル・グロモフ号」は南極のルスカヤ基地を出てロス海を航行中、超巨大氷山に遭遇し、レーダーを損傷。船長が責任を問われ、代わりの船長がヘリで派遣される。着船後にヘリが故障。自力脱出困難との判断から、新船長は救援を要請。ノヴォロシースク号が救援に向かう。
6月下旬になって食料も燃料も乏しくなる。超巨大氷山が接近し、それによって生じた割れ目を利用して自力脱出を図る。
http://hanbunorita.com/1/eiga/the-icebreaker.html

2018年11月19日月曜日

遥かなる円環都市 マイケル・C・グラムリー

原著2013、竹書房文庫2017.12.21

マイアミ市立水族館でイルカのダークとサリーとのAIを用いた会話研究に大きな進展が見られた。

幅が25km以上あるリング。円周がおよそ75km。時速1500kmで回転している。
異星人が作ったワームホールのための施設という仮説が提案された。
一方、イルカたちはそれを町と言った。

2018年6月6日水曜日

宇宙よりも遠い場所(よりもい)

2018年1月 -3月 アニメ 全13話
ウィキペディア

民間南極観測隊員だった母は3年前に南極で行方不明になる。

南極観測船『ペンギン饅頭号』

2016年5月7日土曜日

海洋地球研究船「みらい」-とっておきの空と海 柏野祐二 堀E.正岳  内田裕

幻冬舎 2014/6/12
「みらい」から撮影した熱帯、北極海、南極海の写真集。
http://www.amazon.co.jp/dp/4344025881/

海学-海洋・深海 

今人舎 2014/8
http://www.amazon.co.jp/dp/490553030X/

ジュール・ヴェルヌが「海底二万里」を書く元となった実話の日誌という設定の仕掛け絵本。

1863年、主人公ゾティックが父の古い友人、アロナックス教授から探検航海に誘われる。蒸気船クイーン・ホーテンス号にはユーイングという海洋地質学の教授と銛打ちのネッド・ランドが同乗している。航海二日目に巨大な潜水艦が浮上する。現れた男は調査チームのリーダーのネモ船長。

海底の地形図、海の食物連鎖、古代生物、南極の棚氷とザトウクジラ、グレートバリアリーフ、沈没船の財宝、海底火山、熱水噴出と深海生物、アトランティスの海底遺跡・・・・

地底世界 サブテラニアン ジェームズ・ロリンズ

扶桑社BOOKSミステリー(上下巻)2016.1.10
http://www.amazon.co.jp/dp/B01B5KW5YC
http://www.amazon.co.jp/dp/B01B5KW60U

南極大陸の地下の巨大空洞に滅びた原始的文明の遺跡が発見・・・というと、グラハム・ハンコックのインチキ本「神々の指紋」に騙された本かと思ったら、そうではなく、ジュール・ヴェルヌの「地底旅行」を現代的な視点から再構築したなかなかの好作品。
...
地底世界の生態系がどう維持されているかが一応考察されていて、地底湖の海獣の食べ物の大元となる植物プランクトンがどこから供給されているかとか、発光するカビが残留火山ガス由来の硫化水素からエネルギーを摂取するカビと、ある種の葉緑体がぎっしり詰め込まれた別のカビが共生したものであるとか、有袋類から進化した高等生物などが登場する。

2016年5月6日金曜日

ディープ・ショック

2003年 米映画UFO/SPO-X,ビデオ

 北極海のポラリス海溝から高熱が上昇し、北極海の氷が融け始める。USS<ジニー・カーター>が電磁パルスに襲われ、「ヒュブリス研究基地」から2発の地震波魚雷(1Mトン核魚雷)を発射して海溝を塞ぐ決定がなされる。核魚雷を発射したヒュブリス研究基地は電気大ウナギに襲われ・・・。

 ヒュブリス研究基地は海氷上にダクトを突き出し、そこからぶら下がるようになっている。

氷の帝国 ウィリアム・ディートリッヒ

1998年 徳間書房

 1938~1944の物語。独の水上機母艦<シュヴァーベンラント号>が南極を探検し火山島アトロポス島を発見する。そこに眠る細菌胞子が訪れた探検隊員を襲い、空気感染で数日以内にほぼ100%死亡に至らせる。

 洞窟の地下湖に日光に依存しない藻のような生物(海綿?)があり、それが特効薬となることが明らかになる。敗戦間近の独は戦況を逆転させるため<U-4501>をアトロポス島に派遣する・・・。

2016年5月5日木曜日

原潜,氷海に潜航せよ ジョー・バフ

2002年、ソニーマガジンズのヴィレッジ・ブックス,2007.3

 セラミクッス製船殻を持つ〈チャレンジャー号〉のシリーズ第3作目。
第2作で成就したこの二人の恋愛関係が,この第3作では破綻したところから物語が始まり,宿敵との戦いの舞台はロス棚氷の下という潜水艦ものでは珍しい場所になる。

2016年5月4日水曜日

北極基地/潜航作戦:Ice Station Zebra アリステア・マクリーン

1963年 高橋泰邦翻,ハヤカワ文庫NV)) 1973/6/30 1983/7/31)/『原子力潜水艦ドルフィン』(高橋泰邦翻訳,講談社 )/「北極基地/潜航作戦」(1966/8映画)

 北極海の、現実の氷山島、科学観測とか軍事面で利用されたことがらみ。原作と映画ではかなりテイストが異なります。
 
 映画は典型的なスパイもの。原作は変格派のミステリーとしての側面が強いです。
 英国の北極観測基地が大火災を起した。原子力潜水艦ドルフィン号が救出に向った。火災はスパイの仕業らしい……。北極海に展開する豪快な海洋スパイアクション。(by 永瀬唯さん)

2016年5月3日火曜日

飢えた海 ウィルバー・スミス

1978年 1995文春文庫

 技術者が主人公で活躍する海洋SFは少ないが、本作品はその貴重な作品のひとつ。海洋冒険モノではあるが、現実には存在しない100万トン・ウルトラ・タンカーが登場するという点ではSFといえる。
 百万重量トンのウルトラ・タンカー〈ゴールデン・ドーン〉が建造されるが、コスト削減のため、単一ボイラー、推進器も固定ピッチ1軸として冗長性のないシステムとなった。この〈ゴールデン・ドーン〉で2千から4万ppmもの高濃度カドミウム硫化物を含有する原油100万トンをペルシャ湾から喜望峰を経て、メキシコ湾まで運ぶこととなった。そこに巨大なハリケーン”ローナ”が・・・。

電子帆船ジェットウインド:A Ravel of Water ジェフリー・ジェンキンズ

1981年 ハヤカワ文庫NV,1982

 17000トン、船長150m、幅21m、深さ9m、高さ53mの中空円筒形の無索具回転式マスト6本。翼型帆装(エアロフォイル・リッグ)。ダクロン製の帆は縦方向に5段分割されているが、展帆した状態では1枚の翼のようになる。風力9で22ノット。展帆・縮帆作業は人手に寄らず水圧装置で30秒以内で遠隔操作できる。人工衛星を用いた気象航法(ウェザールーティング)を採用。

 なぜか日本無線製の衛星航法装置とか日本電気製の深海用音響測深機とかも登場。
 ストーリーは、フォークランド紛争(この本の出版直後に戦争が勃発)を英国側、西側から書いていて、アルゼンチン/ソ連の陰謀に巻き込まれ、それを打ち破るみたいな話。

 これに南極大陸から棚氷が切り離された巨大氷山トロールトンガが絡む。また、ヨット単独航海で新記録を樹立した直後の新任船長と、美しい女性縫帆長の関係も盛り込まれている。

2冊部内留保

2016年5月2日月曜日

黒い海の怒り 原子力潜水タンカー遭難:Rage Under the Arctic バージル・ジャクソン

原著1974年 朝日新聞社1980.8
ジャーナリストによるSF作品。1967年のトリー・キャニオン号、1971年のジュリアナ号事故のあとに書かれている。

 アラスカのボルドー湾の石油採掘基地からニュージャージー製油所に向けて北極海の氷盤下200ft(61m)を自動航行する原子力潜水タンカー<ノース・スター号>。突然、船体が上昇に転じ、手動航行に切り替えるも氷盤に衝突して原油が流出・・・。
amazon: B000J85RC4

フランク・ミルウッド:船長
ハーディング:副船長/一等航海士。地質学者
エバ・サーククリソーン:電子工学技師
クレーン:原子力技師/機関長、寡黙、中年
オスカー・シモンチェルリ:石油業界の大御所(便乗者)。巨体

ノース・スター号:6千万ガロン(22万7100立方m)の原油。潜航速力30ノット、全長:千ft(300m)

後半は北極海に流出した原油との戦い
・オイル・フェンス
・エアーカーテン
・オイルを食べるバクテリア(シュードモナス菌)
・凍結乾燥法
・泥炭ごけ(ビートモス)、藁の空中投下
・発泡ウレタン
・燃焼処理
・乳化オイル
・コンベアベルト回収装置
・液体窒素で流出油を固化して回収

カルバートン提督:退役した海軍中将
ニュートン司令官
シルバスター・R・リックマン博士
ドクター・メスキーノ:バクテリア担当。もじゃもじゃの金髪頭、ぼさぼさの顎鬚。コンベア船、バクテリア
ドクター・エッスンハイ:科学チームの物理担当主任、発泡ウレタン担当。丸々と肥えた男。眼鏡を掛けている。焼却法
ドクター・アーノルド・マティスン:泥炭ごけ、藁担当。背の高い痩せぎすの男
ドクター・マティスン
リンツェルン博士(独)教授。60前後、焼却法
ミュラー博士(独)燃焼法。
タッドマン:ニューファンドランド、氷山の曳航

終盤はタンカー規制。

2016年4月28日木曜日

D-LIVE!!

少年サンデーコミックススペシャル、連載2002年44号から2006年18号

 これまでもDSRV編、ガリンコ号編、はくよう/Uボート編など海中ものがちらほら登場しているが、この第10巻の「大氷原」編はなんと、JAMSTEC職員でもあまり知られていない国際北極圏研究センター(IARC、JAMSTECとアラスカ州立大学フェアバンクス校との共同運営による研究所)が登場。

 カナダ北部ザイル島気象観測基地にIARCの研究者が凄まじいブリザードに閉じ込められる。火星探査用に開発された探査車<マーズ1・ハンビー・ローバー>で救出に向かう・・・。

世界の果てへの旅 ジャック・イブ・クストー

DVD 1975年
 
 南極大陸での海洋生物の姿。〈カリプソ号〉の船首にヘリポートが設けられ、ドライスーツや潜水円盤による海氷下の撮影あり。蓮状氷の中に浮上した潜水円盤は、ハッチが水面下に沈んでおり、発見されやすいように推進用のノズルを空中に向けて噴出するのが面白い。

=>アクエリアス(ダビンチの予言)リンク切れ