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2016年5月5日木曜日

遠い海から来たCOO(クー) 景山民夫

1988年 直木賞受賞作品。

 フィジー諸島の中のパゴパゴ島で暮らす海洋生物学者の小畑徹郎、息子で小学校6年生の洋助、ゴールデン・レトリーバーのクストー、バンドウイルカのブルーとホワイトチップ。ある日、洋助が生まれたばかりの『プレシオザウルス』を見つける・・・。

 1977年にニュージーランド沖で日本のトロール漁船が網にかかった首長竜のように見える巨大な腐った死体を引き揚げ、写真を撮った後で海に棄てたことがあった。写真鑑定の結果、顎から下の骨と肉が失われた『ウバザメ』の死体と発表された。この事件がモチーフとなった作品。6500万年前のデカン高原(大陸洪水玄武岩台)の形成と恐竜絶滅との関連などが紹介されている。

2016年4月30日土曜日

リバイアサン1999 景山民夫

角川文庫

 ジェームズ・ラブロックの「ガイア仮説」を拡大解釈した地球意思の存在を前提とした大異変もの。拡大軸での火山活動激化、磁場消失・逆転などはともかく、グランドクロスが引き起こすポールシフト(地軸の変化)まで盛り込まれていて、「地球SF」としてはお奨めできない。