ラベル 軟骨魚類 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 軟骨魚類 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2018年11月24日土曜日

ザ・メガロドン

http://jakegarimovie.com/blog/megalodon/

ロシアの潜水艦が南太平洋通信ケーブルSPCCから機密情報を得るため、厚さ25cmの耐圧容器を貫通するためにドリルを回すが、その騒音に引き寄せられてメガロドンが出現し、ロシアの潜水艦は沈没。

メガロドンはロシアの潜水艦に噛みついて圧壊させることができ、シロナガスクジラを一飲みにする巨大さ。

米海軍の駆逐艦ショー(戦時中の貨物船にしか見えない)は水中ドローンとDSRV機能のある小型潜水艇ベル(バミューダトライアングルに搭乗するプロメテウスと同型)を送って生存者3人を救出するが、メガロドンの腹の中に飲み込まれてしまう。


2016年5月6日金曜日

フロム デプス:Dark Water 

2003年 ビデオ

 水深3800ftの海底基地で作業中の2人のダイバーが巨大なサメに襲われ、基地内の1人も死亡。4隻の商船と潜水艦が襲われ、犠牲者は280人以上に。民間の潜水調査船<Resolve>(6人?乗り、最大潜航深度3800ft)が雇われ、現場調査に。実は大型の調査原潜<リプライザル>の中で兵器として開発されていたサメの仕業だった・・・。

ディープ・ライジング-コンクエスト デビッド・ワース監督

2002年 米ビデオ デビッド・ワース監督

 シャーク・アタック3。メキシコの高級リゾートビーチの監視員が、海底光ケーブルがサメに囓られた形跡を発見。そこに刺さっていた歯をネット上で調べるが、合う歯が見付からないため、ネット上で情報を求める。それを見付けた古生物学の女性研究者はその海浜に急行。ついに体長4.5mの 6500万年前に滅びたメガロドンの子供を発見し、発信器を取り付ける。しかしメガロドンの発見を隠していたせいで、何人もの海水浴客が犠牲に。監視員と女性記者は被害を防ぐために協力する。

 調査の結果、海底光ケーブルがチャレンジャー海溝(海淵ではない。架空の海溝か?)を横断して敷設され、海溝底で棲息していたメガロドンがケーブルの漏電による微弱な電磁波によって導かれてきたらしい・・・。

 潜水艇<A3M-IE>が体長22mの親メガロドンと対決。

=>メガロドン(HookさんのShark Oceanより)

シャーク・ハンター マット・コッド監督

2002年 米ビデオ マット・コッド監督

 やはり「MEG」とは別の作品。主人公スペンサーは、幼い頃、両親とヨットでクルージング中、巨大な怪物にヨットを粉砕され両親を失うという過去を持つ。

 20年後。スペンサーは大学で深海艇のエキスパートとなっていた。ある時、マリアナ海溝の深海にあるバートン社の深海研究所の施設が破壊され、300人以上の研究員が犠牲になる。スペンサーは自分が設計したバートン社深海捜査艇<アルゴス>で事故の跡を調査するうちに,9インチの大きさの鋭いサメの歯を発見する。それは,4000万年以上も生き長らえた『メガロドン』。スペンサーはメガロドンが棲息する場所を突き止め、捕獲するべく深海へと向かう・・・。

 <アルゴス>は魚雷を装備し、船内のムーンプールから潜航深度1000mチタン製小型潜航艇を発進させることのできるかなり大きな潜水船。メガロドンは全長25m,重量40トン以上。

ディープ・ブルー:DEEP BLUE SEA D・ケネディ

1999年 Village Roadshow Film,ダンカン・ケネディ,ドナ・パワーズ&ウェイン・パワーズ,
徳間文庫(D・ケネディ)

 海上基地<アクアティア>で、アルツハイマー病の治療薬の研究が行われていた。サメの脳から分泌されるある種のタンパク質に着目し、その分泌量を増やすために脳を通常のサメの5倍に発達させられたサメたちによるパニック映画。

generalworks
原題:DEEP BLUE SEA
製作年:1999年
アメリカ劇場公開:1999年7月28日
日本劇場公開:1999年10月9日/丸の内ルーブル 他
上映時間:105分/カラー
DVD発売:2000年7月14日/ワーナーホームビデオ
製作:ワーナー・ブラザース(アメリカ)
製作費:$78,000,000
公式サイト:www.deepbluesea.net

2016年5月5日木曜日

幻の動物たち ジャン=ジャック・バルロワ

1985年 ハヤカワ文庫NF

 コモロ諸島のシーラカンス(Latimeria chalumnae)、大海蛇、モササウルス、カルカロドン・メガロドン(Carcharodon megalodon)、ホオジロザメ(Carcharodon carcharias)、リュウグウノツカイ(Regalecus glesne)、ステラーカイギュウ(Hydrodamalis gigas)、キタユウレイクラゲ(Cyanea capillata)、ダイオウイカ(Architeuthis princeps)、オクトプス・ギガンテウス(Octopus giganteus)、ネス湖のネッシー(ウミウシ説、長首アシカ説)、セイレンが登場。

 潜水船と海洋モンスターの遭遇例のあるのが興味深い。

1969.10: アルヴィン号がバミューダ諸島海域海底900 ftで柔軟な長い首、爬虫類のような顔、4つのヒレのある動物を発見。
1966,ディープスター4000、サンディエゴ沖、体長10m巨大なハタ類を発見。高さ1.2mの尾びれを見ている。
1980,仏アルシメードがカナリア諸島水深3000mでイカに攻撃されてマニピュレータをもぎ取られた。

JAWS ジョーズ スピルバーグ監督

78年に「ジョーズ2」 スピルバーグ

海洋生物学者が登場。SFとアクション・スリラーの境界上の作品。

ウィキペディア(Wikipedia)

平穏なアメリカ東海岸の田舎町、アミティビレッジに突如出現した巨大人食い鮫。市当局が町の利益を求めるあまり、対応が遅れ多くの犠牲者をだしてしまう。そして遂に地元の警察署長ブロディ、海洋学者フーパー、漁師クイントの男3人はサメ退治のため大海原に乗り出す。

ガブラ-海は狂っている 香山滋

1971年 河出文庫『怪獣文学大全』1998

 ゴジラの原作者の作品。原爆実験の影響で『エベス(ジンベイザメ)』が突然変異して『ガブラ』に。『イトマキエイ』の一種も『モブラ・エレクトリカス』になって戦う。

香山 滋(よしだまさしさんのガラクタ風景より)

SOS!海底探検 マジック・ツリーハウス5 メアリー・ポープ オズボーン

メディアファクトリー,2002

 児童向け。マジック・ツリーハウス・シリーズは米で1500万部突破の大ベストセラーらしい。ジャック8才とアニー7才の兄妹は、ある日,森の中でカシの木のてっぺんに小さな小屋(ツリーハウス)を発見。その中の本を読むと、時空を越えて2人を本の中の世界に連れて行ってくれる。

 今回は『海のすべて』という本だった。2人が運ばれていた波打ち際で小型潜水艇を発見する。それは巨大なボールのような形をしていて、黄色い船体,大きな窓があり、コンピュータで動くようになっている。2人はこれに乗ってサンゴ礁の中を探検。イルカと友達になる。ところがこの潜水艇には小さなヒビが入っていて徐々に拡大、そのために所有者が処分のため放置したものだった。2人は急いで海面に向かって急ぐが巨大ダコ、巨大ザメに襲われ・・・。

2016年5月3日火曜日

メガロドン(MEG) スティーヴ・オルテン

1997年 角川書店 角川文庫

『メガロドン』という太古の巨大ザメがマリアナ海溝の熱水活動域から、海面に現れて人々を襲う小説。日本の海洋科学技術センター、<かいこう>などの名前がよく出てくる。ディズニーで映画化された? 海溝底での地殻変動を観測するUNIS(無人海底情報探査機)、浮力制御型海中グライダーである一人乗り深海潜水船<アビス・グライダー>が活躍する。また、メガロドン退治のため世界初の原潜<ノーチラス号>が再就役する。


 おかしな点がかなり散見される。
・マリアナ海溝底に熱水活動域があるというのは無理がある。アメリカ西海岸で拡大軸(東太平洋海膨)と北米プレートが衝突していることとの混同か? また、冷水層の下に温水層が安定的に存在し得るか?


・<かいこう>が「1993年に10,739mで壊滅」とある。もしかすると、最初の試験潜航時1994年3月に10,900m付近で発生したブラックアウト(failure)の誤訳? 本物の「かいこう」は、その後1995年3月に再挑戦して10,911.4mの潜航に成功しているが、物語の都合から失敗したままなのはやむを得ない。

・潜航深度6,000mのシークリフがマリアナ海溝で水深9,000mに潜ったのは変。また、その減圧せずに浮上したために2人が死亡とあるが、耐圧殻内は大気圧なので、減圧の必要はない。それとも、潜航深度を増やすために加圧したか・・・。

2016年5月2日月曜日

海獣の子供 五十嵐大介

全5巻 小学館,IKKI COMIX ,2012/7/30完結
http://www.amazon.co.jp/dp/409188590X

 少女,安海琉花(アヅミ・ルカ)はなぜか周りからトラブルメーカーと見られている。小さいときに水族館でマンタが光になって消える「水族館の幽霊」を目撃する。
 ルカはハンドボール中,自分の足をわざと踏んだチームメイトをヒジ打ちし,一方的に休部させられた。東京に遠出し,汐留で不思議な少年,海(うみ)に出会う。

 その頃,世界中の水族館で魚が光となって消える現象が相次いでいる。琉花の両親は離婚し,別居している父は江ノ倉水族館に勤務している。その水族館では全身刺青のジム・キューザックが,ジュゴンの群れに育てられた海と空の兄弟を預かっていた。二人は皮膚が極端に乾燥に弱い。

 空は琉花が自分たちと同じニオイがするという。琉花を突堤の先に連れ出し,人魂/隕石の落下を見せる。その落下地点で季節はずれのザトウクジラが目撃される。

 父に頼まれて水族館を手伝い始めた琉花。海と空に連れられてクルーザーボートで沖合いに出てボートが故障。そこでジンベイザメの群れに出会い,さらに発光現象「海の幽霊」を目撃する。

 それ以来,メガマウスやリュウグウノツカイの漂着が相次ぎ,漁船の網にやたらと深海魚がかかるようになる。ジュゴンも目撃される。まるで海と空が引き寄せたようだ。そんななかで空が失踪した。そして大水槽の中のシノノメサカタザメが水族館員たちの前で光となって消えた・・・。
 絵がうまい!

2016年5月1日日曜日

渺々-BYOU BYOU 小川隆章

講談社モーニングKCDXより第1巻 2001年

 「渺々」とは、はてしなく広がるさま。人間がほとんど登場せず、海洋生物たちは擬人化されてなくセリフも発しない。小川氏は末松正博氏のチーフアシスタント。第9回MANGA OPEN 優秀賞受賞作。この作品の凄さと、この種の作品が週刊誌に掲載されコミックス化されることに感動。

 第1話「跡を継ぐ者」:マッコウクジラのリーダーの孫娘として生まれた白い子。異なるものとして群から疎まれている。その群を襲うシャチ・・・。

 第2話「海を見つめるだけで」:メガニーニョ(大規模エルニーニョ)によって気流も海流も変化したガラパゴス諸島らしき島。海水温度の上昇で海藻が枯れ、魚達の消えた海、乾期にもかかわらず大量の雨に見舞われる陸。リクイグアナのテリトリーに入り込んだウミイグアナは・・・。

 第3話「もちつ・もたれつ」:相利共生のダボハゼとテッポウエビ。彼らの巣穴を狙うタコやウツボ・・・。

 第4話「  」:15年以上の月日をかけて総計2万キロの大航海を行うアオウミガメ・・・。

 第5話「失楽園」:泳ぎ続けなければ呼吸できないサメの中で、唯一自力でエラ呼吸できるシロワニ。戦いに傷付いた彼は沈船の中で小魚たちと・・・。

 第6話「はるかなる故郷」:海草にそっくりのタツノオトシゴ、リーフィー・シードラゴン。潮の動きによって故郷の藻場から離れてしまった彼ら・・・。

 第7話「生命を預けて」:貼り付いた宿主の食べ残しに依存するコバンザメ。年老いてきた宿主・・・。

2016年4月28日木曜日

海神記 諸星大二郎

光文社2007年

 西暦4世紀の後半。邪馬台国はすでになく、小国が分立し、大和朝廷が姿を現し始める前、朝鮮半島に百済、新羅、高句麗が出現した頃。

 南九州で津波などの天災が頻発する。小舟で漁に出ていた磯良たち4人の若者は海底火山の爆発による津波で村を失う。そこで謎の少年(海童、ミケツ)に出会う。磯良たちは水道を抜けた隣の村で赤女に出会う。どこからかミケツが現れ、動かなかった海底の石神が引き上がり、魚群が押し寄せるが、大津波が襲い、赤女の村は壊滅。磯良たちはさらに岬を越えて内海(不知火の海=有明海)に入る。そこには漁師の後家オオタラシが巫女となっていた。そこに三たびミケツが出現。そこに隼人族が襲う。

 この戦いの最中、浜子は隼人族の仲間になり、不知火の海を北上し、佐嘉の川を遡る、そこには世田姫を崇める。

 一方、磯良は遥か西方のみみらくの浜(五島列島)に流れ着き、クズナと鮎女に助けられる。3人は末羅、伊都とミケツらを追う。伊都にたどり着いたミケツらは、伊都の王、五十迹手(いとで)から雷の山にいる日矛の女神に誓約するよう言われる。そこで巫女に雷が落ち、天の逆矛をオオタラシに授ける。 末羅には百済の将軍、木羅斤資(もくらこんし)が。伊都の海人らを再び隼人族が襲う。そこに七枝刀を持つミケツと百済将軍を乗せた息長(おさなが)の大船が。 ミケツらは奴の津へ 岡の国の巫女ツブラ媛を打ち破り、いよいよ穴門へ。浜子は速鞆の瀬戸を無事に通過して潮満珠の島に流れ着き、そこで豊玉のトモに出会う。 磯良は巨大なハンマーヘッドシャーク、サイモチの神、潮満珠と潮干珠を狙う隼人族。

 穴門の大男、武振熊は、ミケツに大船を建造して献上する。

沈黙の世界 ジャック・イブ・クストー

DVD 1953年
 
 56年カンヌ国際映画祭グランプリ、57年アカデミー賞最優秀長編ドキュメンタリー賞受賞。海洋調査船<カリプソ号>での紅海、地中海、インド洋、ペルシャ湾などの海中調査。カリプソ号の船首の海中展望室が分かる。

 漁業者には禁じられている発破漁を、科学調査でほかに変わる方法がないとして礁内で発破を行っている。
 マッコウクジラの群れを撮影するために接近し過ぎて、子鯨をプロペラに巻き込み、楽にするためにとモリを打ち込んでライフルでとどめを刺し、子鯨の体を食べに集まってきたサメの群れを子鯨への復讐だと次から次へと殺すという、今から見れば問題シーンあり。

 水中スクータやTVシリーズで懐かしい水中松明も登場。

=>クストーの世界(ハラパン洋書の本棚)リンク切れ

2016年4月25日月曜日

さめっこさめな ぼに~M

2000年に連載開始。2008年まで

連載4コマまんが。さめなはある動物園で飼われている珍種の鮫(メス)で、日本語が話せる。カスピ海から連れてきた人魚ハイミィも登場。
http://samena.sakura.ne.jp/comic/comic2/comic2.shtml

2016年2月14日日曜日

ライフ・アクアティック

2005 ●実写 DVD 

=>http://www.movies.co.jp/lifeaquatic/
最後に「ジャック・イヴ・クストーの思い出に捧げる」とあり、各所にクストー的な設定がある。
〈ディープ・サーチ〉という潜水艇を搭載した〈ヴェラフォンテ号〉という海洋調査船が舞台。
〈ヴェラフォンテ号〉の船首に海中観測窓のあるポッドが付いているところはクストーの〈カリプソ号〉とまったく同じ。

この〈ヴェラフォンテ号〉は第二次大戦中の潜水艦索敵艦を改造した中古船。しかし内部にNASA設計というサウナ/ジャクジーが付いていて、小型ヘリとヘリポートもある。DVDでは実物大の船体断面セットが作られていて,船好きな人にお奨め。

主人公のズィスーは全盛期には海洋ドキュメンタリー映画で受賞したこともあるが、人気も陰り、航海資金の調達にも苦労している。最後の一旗を上げようと、前の航海で仲間を食ってしまった幻のジャガー・ザメを捜索する。

初めて会った息子と、海洋ジャーナルで妊娠中の女性記者も乗り込み、ライバルで研究資金の潤沢な海洋学者ヘネシーの立派な観測船とフリップ風の海上・海中観測基地も登場。アジア人の海賊襲撃もあり、マラッカ海峡を通過中に襲われやすい低乾舷の海洋調査船を運航している者にとって身近な問題。

 ドキュメンタリーで資金を確保する海洋冒険家の人生模様を描いたなかなか渋い作品。

2016年1月25日月曜日

絶叫!! ぱにっく・イン・宇宙水族館 都築由浩

ミリー・ザ・ボンバー(3),青心社、イラスト:そうま竜也 2001

銀河に広がる地球文明圏でも、一番端っこにある辺境の植民星系「十三惑星宙域」。大きな植民星がなく、大きめの小惑星が13個ある小惑星帯である。
その6番星にある十三惑星連合学院のクラブ「未知科学工学研究会」の部長、新兵器発明マニアのミリー(ミリージェイン・マイルズ)と常識家のセリ ナ。
その本当の顔は学院の正義と平和を守る「ワンダーバニー」。

今回の舞台は、直径400mの水の球でできた人工惑星「アクアリウムプラネッ ト」が舞台。
十三惑星連合の最大手企業マグロウスキー社の研究施設。地球に棲んでいる魚類と海棲哺乳類が約800種、その他海棲生物・プランクトンを加えると約5000種が飼育・展示されている。ジンベイザメ、イタチザメ、エイ、サバ、イルカ、メバル、セミクジラ、全長10m以上の巨大魚

水中ラムジェットエンジンを取り付けた宇宙戦闘機<レイピア・アクアライザー>が登場。

2016年1月11日月曜日

新海底旅行 渋江保

1898
青年と娘が海底を占領して珍宝を集め、クジラやライギョやサメやタコの群と戦うらしい。

2016年1月1日金曜日

ぼくたちの創世記 田中光二

角川文庫 1980年

・ぼくたちの創世記:5万5千年前のピュルム氷期にテレパシー能力を持った100人の男女がタイムマシンで送り込まれる・・・。

・わだつみの深き淵より:太平洋資源開発機構(PMDO、日本、南北アメリカ、カナダ、オーストラリア等で構成)に所属する海洋調査船<トリトン>(排水量2000トン足らず)が無人潜水艇<エクスプローラーII>でマリアナ海溝の水深5千mで何か巨大な生物に襲われる。その機体には巨大なサメの歯が。そのサイズから推定されるサメの体長はシロナガスクジラ並みの33m。約1千万年前に滅んだとされるカルカロトン・メガロドンと推定された。

 深海潜水艇<トリエステIII>(全長30m、潜航深度1万m、4人+オペレータが乗船可能)がPMDOの母船<チャレンジャー号>によって現場海域まで回航され、古生物学の専門家である三木勉博士とシャーク・ファイター、水中闘技のチャンピオンのロイ・クラークが乗り込む。
 カルカロトン・メガロドンが登場。