2015年12月7日月曜日

インナースペース ネイサン・エリオット

原著1982、角川文庫1987

アシモフ「ミクロの決死圏」(映画1966)のコメディー版。
1987年にジョー・ダンテ監督、スティーヴン・スピルバーグ製作総指揮で映画化されている。なんとヒロイン役がメグ・ライアン
 脳梗塞で患者が終始意識不明だった「ミクロの決死圏」に比べて、こちらは、ノイローゼ気味のコンビニ店員に、ひょんなことからミクロ化された潜水艇<クラーケンII号>が注射される。
 潜水艇パイロットは、これまた恋人(メグ・ライイアン)に見放されたアル中男。しかしコンビニ店員の目と耳にセンサーを取り付け、うだつの上がらない2人が協力して悪人と戦う。
 「ミクロの決死圏」では時間がきたら勝手に元のサイズにもどるが、こちらは元に戻すマイクロチップを悪人から取り戻さない限り、潜水艇内で窒息死する設定。なかなか面白かったです。

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