2015年12月16日水曜日

ソラリスの陽のもとに スタニスワフ・レム

ハヤカワ文庫SF 1961年

「惑星ソラリス」(1972、ソ連映画)
「ソラリス」(2002、米映画、国内公開2003.6)
 星雲賞受賞。水がめ座のアルファ星の方向、赤と青の二重星を周回するソラリスは予想に反して安定した軌道を周回していた。ソラリスの大気には酸素が欠けており、その大部分は有機物からなる血のように赤い海で覆われていた。ポリテリウム型メタモルファ綱シンチタリウム目の深さ数キロメートル、重さ170億トンもの1個の生命。

詳細
ソラリス論文:ヒュージェイス、エグル「ソラリスの歴史」、「ソラリス年鑑」、ゲーゼ「ソラリス研究の十年」、オットン・ラビンツェル「小アポクリフォス」、グラビンスキー「(ソラリス仮説)便覧」

ソラリス論:<ホメオスタシスを備えた海>(チビット=ビッタの仮説)、<生物プラズマ論>(フランク)、<ゼリー状の機械>(マケソン)、<意識を持っている海>(ドュ・ハートル)、<数学機械>(フェルモントの仮説)、<原形質(プラズマ)的機械>、<電気ウナギの遠い親戚>、<考える海>、<前生物学的群系>、<天才的な頭脳をもつ海>、<重力調整ゼリー>、<宇宙の賢者>、<悪魔の海>、<理性的怪物>、<コロイド機械説>

擬態:<上げ潮>、<樹状山塊>、<超擬態>、<巨大きのこ>、<休日>、<脈>、<活動>、<爆発>、<存在論的自己変態>、<創造意欲の高揚>、<形式の抽象>、<単独の製品>、<体操>、<手足>、<脊柱形>、<対象物>、<超長物>、<成熟擬態>、<急変性形態>、<月足らずの擬態>、<峡谷の絶壁>、<錦蛇の胴体>、<骨格状隆起>

ソラリス探査の歴史:
135年前:ソラリスの発見
95年前:周回軌道の不自然さの判明
91年前:オッテンシュルド<ラオコン号>探検隊による探査
81年前:10年間の観測により軌道の不自然さを証明
78年前:シャナハン探検隊による探査
77年前:18ヶ月の観測により、海が軌道を安定させていることを証明
10年前:ハリーが自殺

2003、映画「ソラリス」は、主演ジョージ・クルーニーとナターシャ・マケルホーン。

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