「宇宙塵」189号掲載 1989
日本最古のSF同人誌に掲載された短編。作者・青山さんは架空戦記ものなど多数お書きになっており、また「師匠/牛」と呼ばれる人物に掲示板に住みつかれたことで有名。水深2600mで棲息するチューブワームが登場。沖の鳥島発電所が舞台。最新型の深海作業艇<タケハヤ>はNバッテリー(原子力電池)を動力源とし、黄色いフロートにほぼ360度の視野の、泡状の透明セラミックス製耐圧殻がぶら下がっている。
耐圧限界1500気圧以上。
1年前,伊豆小笠原海溝のB3海淵,水深9670mで試験投棄した、高レベル廃棄物を調査していた12人乗り大型原子力潜水調査船が謎の原因で沈没。
その時の唯一の生存者が亡くなった親友の婚約者とともに原因解明に向かうが,そこには驚くべきことが・・・。
水深9660mでメインタンクブローするのはちょっと無理だろう。
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