1989 ●VHS
潜水作業支援船<シーウェイ・コンドル号>は4ヶ月の飽和潜水作業を終え、帰港しようとしていた。その時,海底石油パイプラインに異常が発生。深海カメ ラによる調査が依頼される。カメラでパイプラインに漁網が引っかかっていることが判明。ダイバーの手でバルブを開けなければならない。2人のダイバーは5分で済む作業として潜水球で水深90m?の海底に降りる。しかし、バルブは固くて開けることが出来ない。潜水球に戻ろうとする1人のダイバーの循環式呼吸具のアンビリカル・ケーブルが漁網に引っかかり、呼吸具を外して潜水球に戻るが、潜水時間が伸びて24時間の減圧が必要となる。
潜水球を船上に引き揚げようとするが、漁網が引っかかって水深80mで停止。おまけに予備ボンベの混合ガスがすべて漏洩してしまう。
混合ガス・ボンベをヘリで空輸しようとするが、天候悪化で離陸が遅れて間に合わない。洋上からのスキューバ・ダイビングで到達可能な70mまで引き揚げようとするが、揚降ウィンチが故障し、潜水球吊り下げケーブルが緩んで潜水球は海底に落下。混合ガスと温水を送るアンビリカル・ケーブルが切断した。温水の供給が経たれて、潜水球内の室温が急速に低下する。
デッキ・クレーンで揚収するために船上から無謀なダイビングが行われ、アンビリカル・ケーブルの再接続には成功。しかしクレーンのワイヤ・ケーブルの接続には失敗し、意識を失ったダイバーは死亡。
混合ガスで足らないのはヘリウム・ガスであることから、代用品として水素が試みられるが、船上で水素生成容器が爆発。密度が濃いために呼吸の困難なアルゴンが送られる。
修理不能となった揚降ウィンチの代わりに、ムーンプールから吊り下げられている潜水球吊り下げケーブルをデッキ・クレーンに接続することに成功。潜水球は船上に引き上げられるが、減圧が終わるまで加圧室から出ることはできない・・・。
循環式呼吸具のアンビリカル・ケーブルを水中エレベータのハッチで切断するシーンがあるが、これは現実には難しいそうだ。
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