2016年5月2日月曜日

大海神 田中光二

1984.3,角川文庫
怒りの大洋三部作の第二部。

 前作の<おおすみ>による"海水生命"との接触から5年後、スーパー・イルカを使って、栽培漁業の脅威となるイルカ群の就餌行動をコントロールする"狩り集め=誘導"計画の実験中、第三紀中新世に棲息していた全長30mの古代ザメ"カルカドン・メガロドン"が出現。海洋開発庁オセアノート局の海洋牧場推進・開発プロジェクトチームに参加している海洋調査士(オセアノート)の沖勇魚(いさな)たちが、メゾスカーフ<おおしお>で調査に向かう・・・。

 スーパー・イルカは、バイオテレメトリ、ピンガー、PBS(Programing Brain Stimulator, 脳内電気刺激による情動制御システム)で行動制御できる。

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