2016年5月5日木曜日

ノーラの箱船 御厨さと美

1979年 奇想天外コミックス

 1991年、ペルシャ湾上、世界最強の巨大空母<魔王号(アーティフィーンド)>(通称ビッグ・アーティ)にDNA(米国防総省防衛核兵器局)査察官ノーラ・スコラ中尉たちが乗り込む。<ビッグ・アーティ>は衛星軌道MIRV(各個誘導多弾頭)ミサイル15基、衛星高度戦闘機36機、偵察機5機、通常型戦闘攻撃機67機、哨戒機16機、レーザー連動式レーザー砲、対電磁防御ECCM,対潜ミサイルを搭載。さらに、全軍指揮機能をも持つ「ブラック・ボックス」-超伝導利用の巨大電子頭脳-が密かに設置されていた。

 ノーラたちはその<ビッグ・アーティ>をシージャックするが、全軍指揮機能を発揮し始めたブラック・ボックスはデータ導入が途切れると自爆することがプログラミングされていた。ノーラはブラック・ボックスに自爆させないよう会話を続ける・・・。

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