1993年 日本アニメーション/フジテレビ、ビデオ10巻39話、原案:1958~広尾明
・ノベライズ版:スニーカー文庫全3巻:寄贈済み
「フランダースの犬」や「アルプスの少女ハイジ」など感動の名作揃いの子供名作劇場の中で唯一のオリジナル作品。
なんと潜水調査船搭載の海洋調査船が舞台。スコット・シンプソンと一人娘のナナミ(七海、11歳)とシャチのティコ、スコットの相棒のアル(アルフォンゾ・アンドレッティ)、メルビル財閥の娘シェリル・クリスティーナ・メルビルと執事のジェームス、スコットの大学の研究ライバルだったルコント博士の息子トーマスが道ずれ。
海洋生物調査と宝探しを目的としてオンポロ船<ペペロンチーノ号>で世界中の海を探検。伝説の生き物ヒカリクジラを追い求めている。一方、謎の物質トロンチウムで生物兵器を作ろうとする世界最大の多国籍鉱業コングロメリットGMC(グローバル・マイニング・コーポレーション)がヒカリクジラのトロンチウム体内合成能力に気付き・・・。
スコットはカルフォルニア大バークレイ校という名門校で同じ海洋学を専攻するヨウコ(瀬戸内海のある島の出身)と結婚。ヨウコはナナミがまだ小さいうちに亡くなっている。
<ペペロンチーノ号>は1000m有人潜水球<スクイドボール>を搭載。この<スクイドボール>は水ジェットで自航可能。2つのマニピュレータで高度な作業もでき、耐圧殻内が水没しても排水次第、復旧する優れもの。しかも10000m無人探査機<スクイドボール2号>(無索)を搭載・遠隔操縦でき、マリアナ海溝底まで到達させている。曳航式の海中探査ソナーも備えている。
そのほかGMC側の海洋調査船<スコーピオ1号>(なんとトリマランのウエーブ・ピアサー型)は800m潜水艇<アルファ>を搭載、船内のムーンプールから発進する。巨大なレドームのある砕氷船<スコーピオ2号>、海洋掘削基地<ネプチューン1>、海上巨大要塞<国際南極財団基地>、不気味な巨大海洋調査船<ウェッデル>なども登場。
トリマランやガスタービン駆動の全没型水中翼船や客船などの船舶が美しく、船首波もうまく描かれていて、アニメーターがよく知っているなぁと感心。ダイオウイカ、シーラカンス、ヒカリクジラとの遭遇もなかなか魅力的。
=>七つの海のティコ(HIRAO'S HOME PAGE)
=>始祖鳥生息地別館
JAMSTEC共済会サークル「SF倶楽部」が収集した地球・海洋SFを収録。これは書評ではなく、創作作品に登場する地球・海洋・生命科学ネタを紹介するものです。旧「地球・海洋SF文庫」よりこのBloggerに再登録完了。
右側に分類、著者、原著の刊行年、保管場所を示す。
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・出典:少年少女海洋冒険物語(Sayalautさん)
・SF倶楽部の図書購入・寄贈履歴
・バーチャル博物館
Contents
乗物:"潜水船", "潜水艦", "スーパー・サブマリン", "ロボット", "ダイビング", "モビルスーツ", "水上船舶", "調査船", "掘削船", "砕氷船"
行動:"救難", "サルベージ", "海洋調査"
都市と基地:"都市", "基地", "古代文明":
歴史:"地球史", "氷期", "考古学", "進化", "古代文明"
生物:"海棲ほ乳類", "モンスター", "頭足類", "軟骨魚類", "生態系", "進化", "海洋牧場", "水棲人", "微生物", "遺伝子", "パンデミック"
資源・エネルギー:"海底資源", "エネルギー", "ハイドレート", "海洋牧場"
気候・環境:"気象・気候", "海面上昇", "大異変", "極域", "環境汚染", "衝突"
固体地球:"地震・火山", "噴火", "津波", "熱水噴出", "地球内部", "マントル"
分類ラベルの付け方(必ずお読みください)
行動:"救難", "サルベージ", "海洋調査"
都市と基地:"都市", "基地", "古代文明":
歴史:"地球史", "氷期", "考古学", "進化", "古代文明"
生物:"海棲ほ乳類", "モンスター", "頭足類", "軟骨魚類", "生態系", "進化", "海洋牧場", "水棲人", "微生物", "遺伝子", "パンデミック"
資源・エネルギー:"海底資源", "エネルギー", "ハイドレート", "海洋牧場"
気候・環境:"気象・気候", "海面上昇", "大異変", "極域", "環境汚染", "衝突"
固体地球:"地震・火山", "噴火", "津波", "熱水噴出", "地球内部", "マントル"
分類ラベルの付け方(必ずお読みください)
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