2016年5月4日水曜日

最新鋭原潜シーウルフ奪還 パトリック・ロビンソン

2000年 2002二見文庫

 シーウルフは中国の新型夏級ICBM原潜094型<夏III>(水中排水量1万3000トン)の最新式ICBMの射程を見積もるため、キールから船殻上部までの高さの正確な測定を命ぜられた。そのミッションを達成したあと、<シーウルフ>は副長の軽率な行動により旅海型新型ミサイル駆逐艦<湘潭(シャンタン)>の長さ1000mに及ぶ曳航ソーナーがプロペラに絡んで航行不能となり、中国側に拿捕される。

 <シーウルフ>の副長は、実は米大統領の息子だった。<シーウルフ>は広州に係留され、約100人の乗組員は下川島の古い刑務所に移送された。米SEALS部隊が捕虜の奪還に、そして<シーウルフ>は米軍機により原子炉事故に見せ掛けて破壊する命令が下される・・・。


詳細

<シーウルフ>:全長105m、40ノット、4万5000馬力の蒸気タービン2基、ウェスティングハウス製原子炉、建造費10億ドル以上、 トマホーク対地ミサイル数発、26インチ魚雷発射管8門、グールド有線誘導Mk48、TB16及びTB29監視曳航アレイ、BQS24反響測距探知、電子線支援対策(ESM)
<湘潭(シャンタン)>旅海型軍艦,全長350m、ウクライナ製タービン2基、最高速力30ノット、ハルビン・ヘリコプター2機搭載
艦長*:ジャッド・クロッカー大佐:40歳
副長*:ライナス・クラーク少佐:34歳。CIA勤務経験あり。長身痩躯,柔らかいまっすぐな赤毛、そばかすだらけの大きな顔
水雷長*:サイ・ロススティーン少佐:冷静沈着、”アインシュタイン”と呼ばれている。
機関長:マイク・シュルツ少佐
機関員:トニー・フォンタナ上等水兵:従軍歴が長い。冗談がうまい。長身で屈強なオハイオ出身の技師
海洋技術士官*:リッチ・トンプスン少佐
ソナー士官:カイル・フランク大尉:ニューハンプシャー州出身、若い
航海長*:ショーン・ピアスン大尉
甲板士官:アンディ・ウォーレン大尉
副長補佐:ブラッド・ストックトン最先任上等兵曹:ジョージア州出身、経験の長い
カードーゾー上級兵曹
発射管係:カーク・サールース二等水兵:19歳、ロングビーチ出身
通信技師:チェイス・アトリー兵曹
アンディ・カーニザーロウ三等兵曹:24歳。ルイジアナ州マンデヴィル出身
艦長直属の書記:ジェイスン・コウルスン三等兵曹:24歳。事務官

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