2018年4月2日月曜日

怒れる深海底 斉藤英一朗

ソノラマ文庫 1983/01
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日本政府は5年前に原子力発電所を永久廃棄することを決定。

・西太平洋、東経150度北緯32度の海面下4,380mにある海底無人発電所:マントル対流に乗って動く海洋プレートの運動エネルギーを発電に利用する。海底下7,000mの深さに打ち込まれた新型エネルギー転換装置の末端器/圧力発電結晶をモホロビチッチ不連続面に広範囲に挿入し、マントル対流の圧力、摩擦力、マントルの高温を直接電気として取り出す。
・海上の中継センター”アンドロメダ”:専用静止衛星”ふじ”経由で青ヶ島中継所にマイクロ波送電。12本の浮力柱の上にデッキ。
・青ヶ島中継所:伊豆七島の南端
・深海潜水艇”ポセイドン三世号”:48.2トン、海底発電所の設置手段であり、海底発電所と”アンドロメダ”の往復手段。小型原子炉でメインバラストタンク内の熱膨張樹脂を膨張させて浮力を増大させる。

水城一也博士:海底発電所の発明者
三木本和美:”ポセイドン三世号”パイロット、特殊車両操縦者
山岡修蔵:海上の中継センター所長/博士、海底発電所の共同発明者
アマリア・リード博士:水城の恋人。マイクロ波送電システムの設計者。

植田慎二郎博士:T大地球物理学教授。プレート発電所に反対

深海潜水艇”アルビン”
 ハリー・ブレスト
 ジョージ・加藤
 ブラウン

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