2015年12月15日火曜日

ストーンエイジCOP-顔を盗まれた少年/ストーンエイジKIDS-2035年の山賊 藤崎慎吾

光文社、カッパブックス 2004年

●『ストーンエイジCOP-顔を盗まれた少年』(2002)
●『ストーンエイジKIDS-2035年の山賊』(2004)
 地球温暖化とヒートアイランド現象によって亜熱帯化した首都圏。都会をクールダウンするために作られた巨大な緑地には、多くの熱帯・亜熱帯種の動物・植物が棲息する。
 埼玉県みずほ市やなせ中央公園前のコンビニを担当する警備員兼警察官、通称「コンビニCOP」の滝田 治巡査補が「ストーンエイジCOP」の主人公。ショッピングモール「4Uチェーン」に雇用され、あけぼの町南交番に属している。
 やなせ中央公園内にはストリートチルドレン<山賊><<クヌギ>>のグループが自給自足している。

(以下、年令は2035年現在、<< >>内はドリーミング)
少年カイ(親父役、15才、<<コモドオオトカゲ>>、子供たちの中では最年長、両親は大学の先生)
少女ミュー(発光クラゲの遺伝子を持つ、お袋役、15才、<<ヘイケボタル>>)
老人オジイ(単細胞藻類と共生している)
少女ベータ(関西弁、14才、<<ニホンジカ>>、足の速さとスタミナでは同年代の男の子並み)<br />少年クシー(12才、サブリーダー格、<<アオバズク>>、母クミコ、「ストーンエイジKIDS」の主人公)
少年イータ(天才的エンジニアで自閉症、14才、<<イシガメ>>)
少年シータ(赤外線が見える、11才、<<アミメニシキヘビ>>)
少年イオタ(12才、<<イタチ>>)
少女ジータ(10才、<<アシナガバチ>>)
少年ラムダ(14才)、少年シグマ(14才)、少年ロー(13才)、少年タウ(13才)、少女デルタ(12才)、少年カッパ(11才)、少女ファイ(11才)、少女ニュー(11才)、少女アルファ(9才)、少女オメガ(9才)、少女パイ(8才)、少女イプシロン(8才)、少年ガンマ(7才)
 体性幹細胞(AS細胞)、胚性幹細胞(ES細胞、いわゆる万能細胞)、成人型多能性幹細胞(MAP細胞)などが登場。
山賊:オジイの仲間
ゴミ漁り/漁り:山賊以外のホームレス
カモ:ホームレスでない人々全般
ET:見た目は同じ子供だがつかみどころのない連中
ドリーミング:山賊の仲間にそれぞれ与えられている守護霊
セブリ(瀬降り):キャンプ

(植物)
アカガシ、アオキ、アカシデ、アキグミ(赤い実)、ウメ、エノキ、カエデ、キノコ類、クサイチゴ、クヌギ、コスモス(花)、コナラ、ササ、シクラメン(花)、シダ、シュロ、シラカシ、シラカンバ、シロダモ、スイートアッセリム(花)、スギ、スズダケ、スダジイ、スミレ(花)、タブノキ、野菊、ノースポール(花)、パンジー(花)、ハンノキ、ビオラ(花)、ヒサカキ、ヒノキ、ブナ、ポリアン・ジュリアン(花)、ヤツデ、ヤブツバキ、ヤブニッケイ、ヤマザクラ、ヤマハンノキ、ユリオプスデージー(花)、ミズナラ、リョウブ、レンゲショウマ
(動物)
アオバズク(フクロウの一種)、アナコンダ、アマゴ(魚)、アミメニシキヘビ、大グモ、オオミスジコウガイビル(東南アジア産プラナリア)、オナガ(カラス科)、カエル、カジカ(魚)、カブトムシ、カモシカ、カラス、カルガモ、キジ、キジバト、ゴアナ(オーストラリア原産のトカゲ)、コモドオオトカゲ、サソリ、シジュウカラ、スジグロシロチョウ、スズメ、セセリチョウ、ドロマエオサウルス、ノウサギ、ハエ、ハシブトガラス、ヒカゲチョウ、ヤマドリ、ヤマネ、ヤマメ(魚)、モンシロチョウ、リス、ワカケホンセイインコ、ワニ

(横浜研開架:「顔を盗まれた少年」のみ)

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