2015年12月2日水曜日

星を創る者たち 谷甲州

NOVAコレクション, 2013/9/26
http://www.amazon.co.jp/dp/4309622224/

「事件は工事現場で起きてるんだ!」と織田裕二が叫びそうな宇宙土木SF。
安全管理責任者が主人公となる小説を読んだのは初めてかも。

「コペルニクス隧道」:月面の高速鉄道の長大トンネル工事現場での砂の噴出

「極冠コンビナート」:火星の極冠の水資源総合開発プロジェクトの現場の火災事故

「熱極基準点」:水星の熱極の大型マス・ドライバ建設予定地の地殻変動。架空のバルカン惑星が登場。

「メデューサ複合体」:木星大気中に熱水素と揚力で浮遊する全長100キロを超えるメデューサ複合体。これは水素やヘリウムの同位体の精製プラント。そこに謎の異常振動が発生

「灼熱のヴィーナス」:金星の高度4万m、そこにはスーパーローテーションと呼ばれる秒速100mを超える猛烈な風が吹いている。そこに直径10キロを超えるカイトを揚げ、地上との温度差で発電するプロジェクト。カイトの直径は10キロを超え、6万mを超える索でアフロディテ大陸の山岳部に係留されている。そのカイトに異常が・・・。

「ダマスカス第三工区」:土星の第2衛星エンケラドゥスのダマスカス地溝(サルカス)底での水資源プラントの工事現場全体が氷原に飲み込まれる・・・。

「星を創る者たち」:舞台はエンケラドゥスからバルカン惑星に。木星や火星で登場した浮遊構造物が驚愕の形で登場。

(横浜研開架)

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