2015年12月15日火曜日

海底戦隊 小澤さとる

1961-62, 少年ブック

 ロボットもの。深海のジェット海流のアイデアが登場している。

ネタバレ
 自衛隊〈はるかぜ〉185は、八丈島沖でまぼろしの潜水戦艦と戦うが、新兵器のA-L光線で撃沈させられてしまう。負傷した秋月満艦長(三佐)は、再び新造艦〈ゆきかぜ〉で潜水戦艦を追う。<br /> 秋月艦長の弟、健太郎は、謎の老人にぼうず岩に連れ去られる。老人は健太郎の父で有名な工学博士の秋月吾郎の友人、天馬次郎博士だった。SEA-X隊がぼうず岩をまぼろしの潜水戦艦/シー・ウルフ号で攻撃。天馬博士らは巨大ロボットで脱出。
 天馬博士のミサイル魚雷がシー・ウルフ号を追跡するが惜しくも沈没させることはできず、浮上して修理中に〈ゆきかぜ〉207が発見する。壮絶な戦いの末、秋月艦長はひとり〈ゆきかぜ〉に残ってシー・ウルフ号に体当たりし、双方とも水深75mの海底に沈没する。艦長ニコルスキー大尉以下は脱出し無人島にたどり着き、そこで意識不明の秋月艦長が流れ着いているのを見つける。
 一方、天馬博士らはぼうず岩の浸水が激しく巨大ロボットで脱出するが、海中で故障し、ジェット海流に巻き込まれてマフイ団の海底基地にたどり着く。SEA-X隊はマフイ団の水中部隊だったのだ。そこでは海底戦艦が何隻も建造され、戦車、ロケット兵器、ロケット機も大量に造られていた。健太郎は天馬博士を残して小型潜水艇で脱出する。
 救援に駆けつけた〈いそなみ〉100が無人島でニコルスキー大尉らと秋月艦長を収容するが、大量の怪球に襲われ、からくも難を逃れ、健太郎の小型潜水艇を回収する。
 帰港した〈いそなみ〉を、マフイ団のロメル少佐、ダマス曹長らとロボットが襲う。
 秋月三佐、健太郎、内海博士らは特務艦〈ずし〉にバチスカーフが搭載され、ジェット海流の調査が行われる。バチスカーフは海底のハイウェーのような大きな溝を発見。ドリルパイプで海底堆積物を採取する。3台のロボットに襲われるがうち1台が他の2台を破壊する。さらにロメル少佐のロボットが〈ずし〉を襲うが、謎の男が操縦するロボット3号が辛うじて相打ちで撃退する。
 秋月は一佐となって二代目ミサイル警備艦〈ゆきかぜ〉207の艦長となる。6インチ連装砲3門、対海上誘導弾タロス、対空ミサイルのテリア、ロケット・ランチャー、40ミリ機銃、誘導ヘリコプター、ヘリ・ボンブを搭載。ついにジェット海流の周期が30日であることを突き止める。健太郎は謎の男の正体が天馬博士の息子、龍作であることを知る。マフイ団に捕らえられている天馬博士は人工知能を持つレギュレスを開発させられていた。健太郎、龍作、ロボットのイワンは脳波ロボットのライナーに乗って海底基地に向かうが、レギュラスと遭遇し、マフィ団が波浮島に弾道弾発射基地を建設していることを知る・・・。 

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