朝日ソノラマ sun comics,1969年
深海底にあるカイン王国の王子「海の王子」とその妹チマが万能潜水艇<はやぶさ号>で悪と戦う。<はやぶさ号>はカイン王国ザイル博士が開発。水深2万mの潜航能力。翼を出して飛行可能。なんと飛行速度は光速!。地中も潜れる。船体材料は鋼鉄の数百倍の強度、1万度!の高温に耐える。音響探知器,妨害塵吸い込み装置、反射鏡、うずまき魚雷、地雷、ハリネズミ砲、氷結弾、食鉄虫を装備。
「黒いおおかみ」(ブラックシャーク団):死海に本拠地を置く。紅海と海底トンネルで繋がれている。<Z1号>(ブラックシャーク)はやはり飛行可能。黒煙弾、水中ミサイル、魚雷、空中魚雷、誘導機雷を装備。<Z2号>はチエノ光線を装備。
海ヘビ大帝:ミンダナオ海溝水深10800mを拠点とする。海龍戦艦<シードラゴン>はX熱線,毒ガス弾を装備。カニ型の巨人ロボット<R号>も登場。
鉄の獅子:ライオンの巨大な頭の飛行物体は内部に5000~10000度の溶鉱炉があり、強力な磁場を持つ。無敵要塞「ライオン島」はサーベル弾などを装備。ゾウとタコを組み合わせたようなロボット「ゴルゴン」、ロボット戦艦(飛行可能),<ライオン戦艦>が登場。
サソリ座からやってきたサソリ星人:ナメクジ型タンク、サソリ型タンク(特殊な放射能の壁を作り、麻酔電波を出す)などが登場。
砂漠艦隊:ピラニア総統が統括。
アトランチス:新発見の水深2万mの海溝にある。大イカ型のゴリアス艦隊、海神ポセイドンが登場。
このほかアトム連邦の原子力潜水艦<サーチライト号>(潜航深度2000m以上,速力5000ノット!,展望台あり)、日本初の科学研究用の原子力潜水艦<あけぼの>(北極海を調査する。砕氷弾で海氷に穴を開けて浮上する)、大ダコが登場。
<はやぶさ号>も敵メカも軒並み海中,空中,地中を動ける。やはり日本人は万能が好きなようだ。「おにいさま」、「チマ」と呼び合う兄妹は現在のコミックス・アニメには見られないキャラだ。
JAMSTEC共済会サークル「SF倶楽部」が収集した地球・海洋SFを収録。これは書評ではなく、創作作品に登場する地球・海洋・生命科学ネタを紹介するものです。旧「地球・海洋SF文庫」よりこのBloggerに再登録完了。
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・出典:少年少女海洋冒険物語(Sayalautさん)
・SF倶楽部の図書購入・寄贈履歴
・バーチャル博物館
Contents
乗物:"潜水船", "潜水艦", "スーパー・サブマリン", "ロボット", "ダイビング", "モビルスーツ", "水上船舶", "調査船", "掘削船", "砕氷船"
行動:"救難", "サルベージ", "海洋調査"
都市と基地:"都市", "基地", "古代文明":
歴史:"地球史", "氷期", "考古学", "進化", "古代文明"
生物:"海棲ほ乳類", "モンスター", "頭足類", "軟骨魚類", "生態系", "進化", "海洋牧場", "水棲人", "微生物", "遺伝子", "パンデミック"
資源・エネルギー:"海底資源", "エネルギー", "ハイドレート", "海洋牧場"
気候・環境:"気象・気候", "海面上昇", "大異変", "極域", "環境汚染", "衝突"
固体地球:"地震・火山", "噴火", "津波", "熱水噴出", "地球内部", "マントル"
分類ラベルの付け方(必ずお読みください)
行動:"救難", "サルベージ", "海洋調査"
都市と基地:"都市", "基地", "古代文明":
歴史:"地球史", "氷期", "考古学", "進化", "古代文明"
生物:"海棲ほ乳類", "モンスター", "頭足類", "軟骨魚類", "生態系", "進化", "海洋牧場", "水棲人", "微生物", "遺伝子", "パンデミック"
資源・エネルギー:"海底資源", "エネルギー", "ハイドレート", "海洋牧場"
気候・環境:"気象・気候", "海面上昇", "大異変", "極域", "環境汚染", "衝突"
固体地球:"地震・火山", "噴火", "津波", "熱水噴出", "地球内部", "マントル"
分類ラベルの付け方(必ずお読みください)
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