●マンガ フランス書院 1993
21世紀初頭,米,露,ヨーロッパ経済共和国連邦-”ノース・ポール・トライアングル”-の間で第三次世界大戦が勃発。長い大戦の末、大ドイツ帝国(旧ヨーロッパ経済共和連邦)が勝利し、惑星規模の統一国家”地球共和連邦”が樹立した。大きな痛手を受けた各国に大型船による物資供給が始まったが、それを狙う海賊が出現するようになった。いそぎ公海の安全を守るために組織されたものが共和連邦極東日本州軍”UNFES”。
UNFES所属のステルス対潜攻撃型潜水艦<影艶(かげつや)>(水中排水量12,000トン,全長138.7m,水中速力80ノット)は、艦長の海原帝人を除き、葵みゆき副長、人工人格知覚脳HAL-3以下どういうわけかすべて女の子。
その動力源はなんと稀少な第一級精霊石”かげつや”との契約でまかなわれている。キャタピラー推進。船体はセラニュームと呼ばれる金属で、電荷をかけて艦自体の質量を変化させ、浮上・潜行を行うことで無音航行することが可能。戦闘時は超一級の魔導法師エシニル・ユニが魔法障壁を展開する。
運命の宿敵”青潮”側の旗艦<九龍>と対決へ・・・。<影艶>の艦番号がなんと「707」であり、ホーミング魚雷との対決でも「707」の戦法が借用されている。
残念ながら漫画家うらべ・すう氏は2001年10月,36才という若さで急逝。
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