2016年2月14日日曜日

イルミナティ三部作(ピラミッドからのぞく目/黄金の林檎/リヴァイアサン襲来) ロバート・ジェイ ロバート・A・ウィルスン

1975 原著1975、,集英社文庫2007、訳:小川隆

ベトナム戦争の末期、ミュージカル『ヘアー』がロングランされていた頃の作品。
どこまでが本当でどこまでが幻覚なのか、誰が本当の敵、本当の味方か、大変わかりにくい物語だが、ともかく黄金色の潜水艦〈レイフ・エリクソン号〉が登場する。

世界最深部まで潜航でき、大西洋を一日で横断できる速力を持ち、3万年前に大西洋に沈んだアトランティス大陸の巨大ピラミッドで謎の組織イルミナティの蜘蛛型水中マシンと戦う。
また、標準的自己プログラム・アルゴリズム論理マシンである巨大コンピュータFUCKUPも登場。

詳細

黄金の潜水艦〈レイフ・エリクソン号〉:セリーンの設計によりノルウェーのフィヨルドで建造。
 アトランティスは太陽フレアーの操作に失敗し、3万年前に沈んむ。アトランティス大陸のポセイダ地方の都市ペオスにピラミッド/海洋の女神テテュスの神殿がある。アトランティス大陸の現在唯一海面に頭を出しているのが、アフリカ沖の火山島フェルナンド・ポー。
 末裔はヒマラヤの地下のアガルティに潜む?
 ヨーロッパ大陸の地下にあるヴァルーシア海。


〈ハグバードの仲間〉
・ハグバード・セリーン:艦長。素人考古学者。初老の密輸業者。アナーキストの無法者。政治的非ユークリッド幾何学派。〈レイフ・エリクソン号〉の船長
・ソール・グッドマン警視:64歳、ユダヤ人刑事/レベッカ・グッドマン:39歳年下の妻
・ハワード:イルカのリーダー
・ジョーゼフ(ジョー)・マリック:アングラ誌の編集長。ハグバードに疑問を持つが・・・。
・ジョージ・ドーン:アングラ誌の記者
・メイヴィス/ステラ・マリス:美人の黒人戦闘員(エリスの娘)/ミス・マオ・ツシ:謎の中国人美女/リリス・ヴェルカー:女優
・ミス・ポーティナリ:イタリア人の預言者、15歳、〈レイフ・エリクソン号〉の最年少乗組員で、ハグバードの後継者
・ジョシュア:〈レイフ・エリクソン号〉の年嵩の船員
・アイクマン(サド)/コーリー(マゾッホ):〈レイフ・エリクソン号〉の乗組員
・巨大コンピュータFUCKUP:第一号汎用サイバネティクス運動ウルトラマイクロ・プログラナ(First Universal Cibernetic Kinetic Ultramicro Programer)。標準的自己プログラム・アルゴリズム論理マシン。

(古代アトランティス人:3万年前、寿命は五百歳、毛皮で覆われている)
科学党:グルアドが結成。若い生物学者(百歳)、突然変異で毛が薄い。新しいもの好き人間。高さ数百mの巨大ピラミッドを建造。蛇人間を合成する。イルミナティの創始者。同僚ガオ・トウォーネ。同志カジェチ(女性)と子供を作る。太陽ミサイルを発射する。
自由党:インゲル・リルドが結成。高名な科学者、太陽フレアを創出するミサイルを開発。太陽エネルギーを操作しようとする。新しいもの嫌い人間。同志トン・リット。過激な科学党に対抗するためペンタゴンに封印されていた古代生物ヨグ・ソトートを解放。
虚無党:シルヴァン・マーティセットが結成。リリス・ヴェルカー主任報道官、グルアドと対決。

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