2016年5月2日月曜日

せんすいかん その1 水城正太郎

2006.7、ホビージャパン、HJ文庫

 国家が国策として認めた天才が集まる女子校「聖バロウズ学園」。その中でもS~Aクラスがあつまる2年A組水泳部のユニークな美少女たちと、15才だが天才ゆえに飛び級で大学を出て、新任教師として水泳部顧問となった美少年の物語。



 半分以上読み進んでも学園や温泉の話しか出てこないので、ハズレかと思ったらさにあらず。終盤で身長50mの二足歩行の怪獣シーサーキングが海から現れ、沖縄を水没させるという海底人/半魚人たちの陰謀を主人公たちが阻止するために戦う。


 「せんすいかん」とは、なんと「戦闘型水泳部完成形」の省略語。



(登場人物)
・園川さより:担任男性教師。先読みの天才。
・有島かじか:カリスマ性で他人を操る天才
・高沢すずみ:演技の天才。男同士の禁断の愛を描く漫画オタク
・壮めだか:地平線と空の間にあるインターゾーンのお姫様。だが誰も信じない。
・初芝こち:幽霊の天才
・愛好しいら:一升瓶をスポ-ツドリンクとして手放さない。

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