2016年5月1日日曜日

ポケモンレンジャーと蒼海の王子マナフィ 溝渕誠

小学館コロコロドラゴンコミックス

 海洋探検船”ブルーラグーン号”とテザーケーブル式潜水艇が登場。海賊ファントム船長が率いる巨大潜水艦”ファントム号”は頭に石うすが付いたかなりユニークなデザイン。そして海中を浮遊する”海の神殿アークシャ”。

 水デジモンでは、蒼海の王子と呼ばれる”マナフィ”がなかなか小さい子に喜ばれそうなかわいいデザイン。マンタ型の”マンタイン”や”タマンタ”、ザトウクジラ型の”カイオーガ”が登場。
 アンコウやソコダラなど、メジャーな深海生物もきちんとポケモン化されており、CGで表現された深海底を進むシーンなどは、よく出来ていると感心します。

 ポケモン生物的には、インプリンティングがあったり、超音波による行動制御などがあり、子供向けとはいえ、いろいろ考えてありますね。

 ハード的には、テザーケーブル式潜水艇がブルーラグーン号から発進するところがスマートで良いです。テザーケーブルが切れて交信できなくなるのですが、後半、難なく母船と通信してしまうところが、おや?とおもいましたが、あれは浮上してからのものなのかな???

 ブルーラグーン号はバルバスバウに海底観察窓があり、強度的に問題が無ければ、あの位置はいいですね。
 ファントム号の石臼構造の機能は結局わからないのですが、削岩機かな? こちらにも小型潜水艇がありますが、映画では構造的特徴がわからなかったです。

 マナフィ、マンタイン、タマンタ、カイオーガ以外に、海ポケモンがオンパレードで、パールル、ハンテール、サクラビス(エソの類い?)、ジーランス(シーラカンス?)、カブトプス(カブトエビのつもりなんだろうが、グソクムシに見えてしまう・・・)、チョンチー(多分チョウチンアンコウ)など、深海ポケモンオンパレード。

普段のゲームでもなかなかお目にかかれないそうで、ほう、でした。(by 三輪さん)

0 件のコメント:

コメントを投稿