2016年5月3日火曜日

両棲人間第一号:Chelovek-Amfibiya(The Amphibian) アレクサンドル・ベリャーエフ

Kindle版:https://www.amazon.co.jp/dp/B00R51CQUY/(翻訳:細江ひろみ)
1957,翻訳:木村 浩,講談社 少年少女世界科学冒険全集 17,「イルカに乗った少年」)/(1962,ソ連映画,監督ジュナディ・カザンスキー
2005年ベスト地球・海洋SFオンライン作品・同人誌部門最優秀作品

 インディオだけを診察する天才的外科医、サルバトール博士の手術によって水中で呼吸できる両棲人間となった少年アンドレ/イフチアンドル(端整な美しい青年)の物語。第一次世界大戦が終り、世の中が落ち着いた頃、アルゼンチンのブエノスアイレスのラプラタ湾が舞台。小型潜水艇も登場。

・真珠採りの帆船<メドゥーサ号>の船主で真珠採りたちのボスのペドロ・ズリタ(黒くて太い眉,もじゃもじゃしたヒゲ,浅黒い)、その母親ドロレス

・アラウカン族の老人バルタザール(若い頃は100秒潜っていられた真珠採りの稼ぎ頭だった。左足が不自由、立派な鼻、大きな目、細面)、その10才年上の兄のクリスト/クリストファー、養女のグッチエーレ(港町でも飛びぬけて美人,内気,青い目)、オルセン(金髪の大男,ボタン工場の貝の検査係)

・スイスの博物学者コンラード・ゲスナー、いんちき弁護士ドン・フロレス・デ・ラーラ、シュタイン教授(高名な科学者で外科医)、司教ファン・デ・ガルシラーソ、ドイツの外科医ザウエルブルーフ博士、フランス人の有名な海洋学者アルマン・ヴァルボア

・イルカのリーディング、助手の黒人ジム

=>このごろ堂細江ひろみのはまりもの>「両棲人間」(細江さんがロシア語の原著より翻訳)西村屋選【相互リンク】

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