2015年12月4日金曜日

「希望」という名の船にのって 森下一仁

ゴブリン書房 2010年

シベリアのツンドラ地帯の永久凍土が溶けて発生した正体不明の病原菌により、地上の人類が絶滅の危機を迎え、他の恒星系を目指していると思われていた宇宙船は、実は、海中に逃れた12家族が乗る巨大な潜水船「希望」だった。

「ゲンゴロウ」に似た形の潜水船は、トリチウムを原料とする核融合炉を動力源とし、出航後三ヶ月で浮上不能となり、太平洋の水深3000mの海底火山に。それから15年後、経年劣化により食糧生産システムなどに問題が生じ、何も知らずに育った子供たちがその秘密を知ることになる・・・・。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4902257203/

(横浜研開架)

0 件のコメント:

コメントを投稿