ハヤカワSFシリーズJコレクション 2010.10.25、2013.12.19
作家・評論家・編集者等の投票によって選ばれる早川書房の「ベストSF2010」の国内篇で、上田早夕里さんの「華竜の宮」がベスト1位に選ばれました!
「圧倒的な支持を受けて一位」とのこと。
「直球ど真ん中の力強い作品」、
「「世界沈没」とでも言うべきスケールの大きさやインサイダー的な視点の取り方からは、さまざまな第一世代作家の名前も思い浮かぶ。日本SFの正統に連なる傑作だ。」、
「上田早夕里には完全にノックアウトされた。」、
「その構成の巧みさ、テーマの大きさに圧倒された。」、
「今年は圧倒的な面白さの「華竜の宮」に尽きる。」、
「大きすぎた期待も軽々と上回った。「華竜の宮」には震えた。」、
「長らく温め推敲を重ねた歳月が窺える熟成の厚みに満ちた傑作。」、
「得られた生をどう生き抜くかを問うて前へと顔を向かせる。」、
「長年にわたり小松左京の「日本沈没」・・・・が峨々とそびえている感があったが、ついに踏破されたという印象を持った」
「今後もこの作家から目が離せそうにない。」・・・・
このような最大級の賛辞が並んでいます。
その続編が「深紅の碑文」。
あらすじ
25世紀。太平洋を取り巻くプレート沈み込み帯のスタグネーションスラブの一斉崩壊が始まり、白亜紀以来のホットプルームの再活性化による海底隆起で、多くの陸地が水没する。その未曾有の危機と混乱を乗り越えた人類は、再び繁栄を謳歌していた。陸上民は残された土地と海上都市で高度な情報社会を維持し、海上民は海洋域で〈魚舟〉と呼ばれる生物船を駆り生活する。
陸の国家連合と海上社会との確執が次第に深まる中、日本政府の外交官・青澄誠司は、アジア海域での政府と海上民との対立を解消すべく、海上民の女性長(オサ)・ツキソメと会談する。両者はお互いの立場を理解し合うが、政府官僚同士の諍いや各国家連合の思惑が、障壁となってふたりの前に立ち塞がる。
同じ頃、IERA〈国際環境研究連合〉はこの星が再度人類に与える過酷な試練の予兆を掴み、極秘計画を発案した・・・。
登場人物・組織
ネジェス
〈プロテウス〉
IERA
シャドウランズ
JAMSTEC共済会サークル「SF倶楽部」が収集した地球・海洋SFを収録。これは書評ではなく、創作作品に登場する地球・海洋・生命科学ネタを紹介するものです。旧「地球・海洋SF文庫」よりこのBloggerに再登録完了。
右側に分類、著者、原著の刊行年、保管場所を示す。
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・出典:少年少女海洋冒険物語(Sayalautさん)
・SF倶楽部の図書購入・寄贈履歴
・バーチャル博物館
Contents
乗物:"潜水船", "潜水艦", "スーパー・サブマリン", "ロボット", "ダイビング", "モビルスーツ", "水上船舶", "調査船", "掘削船", "砕氷船"
行動:"救難", "サルベージ", "海洋調査"
都市と基地:"都市", "基地", "古代文明":
歴史:"地球史", "氷期", "考古学", "進化", "古代文明"
生物:"海棲ほ乳類", "モンスター", "頭足類", "軟骨魚類", "生態系", "進化", "海洋牧場", "水棲人", "微生物", "遺伝子", "パンデミック"
資源・エネルギー:"海底資源", "エネルギー", "ハイドレート", "海洋牧場"
気候・環境:"気象・気候", "海面上昇", "大異変", "極域", "環境汚染", "衝突"
固体地球:"地震・火山", "噴火", "津波", "熱水噴出", "地球内部", "マントル"
分類ラベルの付け方(必ずお読みください)
行動:"救難", "サルベージ", "海洋調査"
都市と基地:"都市", "基地", "古代文明":
歴史:"地球史", "氷期", "考古学", "進化", "古代文明"
生物:"海棲ほ乳類", "モンスター", "頭足類", "軟骨魚類", "生態系", "進化", "海洋牧場", "水棲人", "微生物", "遺伝子", "パンデミック"
資源・エネルギー:"海底資源", "エネルギー", "ハイドレート", "海洋牧場"
気候・環境:"気象・気候", "海面上昇", "大異変", "極域", "環境汚染", "衝突"
固体地球:"地震・火山", "噴火", "津波", "熱水噴出", "地球内部", "マントル"
分類ラベルの付け方(必ずお読みください)
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