2015年12月4日金曜日

南極の中国艦を破壊せよ/The Sirent Sea  クライブ・カッスラー&ジャック・ダブラル

ソフトバンク文庫、2011.3.25

オレゴン号シリーズの第5弾。
 一年半前にアルゼンチンで軍事クーデターが起こる。そのアルゼンチン領内にNASAの人工衛星が落下。それはプルトニウム電池を動力源とするスパイ衛星だった。カプリーヨたちは尊い犠牲を払って衛星の回収とアルゼンチン領土からの脱出に成功するが、その衛星には衛星兵器で迎撃された跡があった。中国に撃ち落とされたのだ。実はアルゼンチン軍事独裁政権は中国の後ろ盾を得て、南極条約に反して南極半島に石油掘削基地を建設していたのだった。
 一方、カブリーヨたちは衛星回収の過程で、15世紀末、明の探検船が南極に到達し、そこで疫病か何かが船員を襲い、探検船を放棄し沈めたことが明らかになった。もしその沈没船を中国が発見すると、彼らの南極領有権を正当化することとなる。オレゴン号はそれを阻止するために南極ベリングスハウゼン海に向かい、そこで中国のキロ級潜水艦と対決することになる・・・。
 今回も海洋・地球科学テーマはあまりなくて、ただし、オレゴン号がキロ級潜水艦の放つスーパーキャビテーション魚雷をちょっと首をかしげるような方法で回避する。

(部内留保)

0 件のコメント:

コメントを投稿