1980年 ハヤカワ文庫SF
ネビュラ賞受賞。1998年、環境汚染とエネルギー危機が進行する地球。アマゾン流域で殺虫剤に使われた塩素化炭化水素「マノドリン」が珪藻の変異種を生じさせ、大西洋ブラジル沖合に100km以上に広がる大規模な赤潮(ブルーム)が発生、爆発的な勢いで増殖を続ける。それらは、海中の酸素を食い尽くすだけでなく、塩素化ベンゼン、ポリ塩化ビフェニルなどの極めて毒性の強い副生成物を作り出し、さらには他の生物の外被を剥がしてその分子を変化させるニューロジャケット効果(ウイルス・インプリンティング)によって、海洋生物を死滅させていく。
ついには、海上に異様に黄色い雲を作り出し、航空機の乗員・乗客や陸上の農産物にも被害を与え始める。科学者たちはタキオンを使って1962年に警告を送ろうとする・・・。
2度訪れたことのあるスクリプス海洋研究所の近くのラホイヤの町の雰囲気が懐かしい。このほか、直径500m、全長345mのタービン400基をマイアミ沖の海面下25m、4ノットの海流中に設置して40ギガワットの電力を供給する「コリオリ計画」構想が登場する。
JAMSTEC共済会サークル「SF倶楽部」が収集した地球・海洋SFを収録。これは書評ではなく、創作作品に登場する地球・海洋・生命科学ネタを紹介するものです。旧「地球・海洋SF文庫」よりこのBloggerに再登録完了。
右側に分類、著者、原著の刊行年、保管場所を示す。
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・出典:少年少女海洋冒険物語(Sayalautさん)
・SF倶楽部の図書購入・寄贈履歴
・バーチャル博物館
Contents
乗物:"潜水船", "潜水艦", "スーパー・サブマリン", "ロボット", "ダイビング", "モビルスーツ", "水上船舶", "調査船", "掘削船", "砕氷船"
行動:"救難", "サルベージ", "海洋調査"
都市と基地:"都市", "基地", "古代文明":
歴史:"地球史", "氷期", "考古学", "進化", "古代文明"
生物:"海棲ほ乳類", "モンスター", "頭足類", "軟骨魚類", "生態系", "進化", "海洋牧場", "水棲人", "微生物", "遺伝子", "パンデミック"
資源・エネルギー:"海底資源", "エネルギー", "ハイドレート", "海洋牧場"
気候・環境:"気象・気候", "海面上昇", "大異変", "極域", "環境汚染", "衝突"
固体地球:"地震・火山", "噴火", "津波", "熱水噴出", "地球内部", "マントル"
分類ラベルの付け方(必ずお読みください)
行動:"救難", "サルベージ", "海洋調査"
都市と基地:"都市", "基地", "古代文明":
歴史:"地球史", "氷期", "考古学", "進化", "古代文明"
生物:"海棲ほ乳類", "モンスター", "頭足類", "軟骨魚類", "生態系", "進化", "海洋牧場", "水棲人", "微生物", "遺伝子", "パンデミック"
資源・エネルギー:"海底資源", "エネルギー", "ハイドレート", "海洋牧場"
気候・環境:"気象・気候", "海面上昇", "大異変", "極域", "環境汚染", "衝突"
固体地球:"地震・火山", "噴火", "津波", "熱水噴出", "地球内部", "マントル"
分類ラベルの付け方(必ずお読みください)
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