2016年5月1日日曜日

水中騎士(アクアナイト)―Leviathan saga 木城ゆきと

全3巻、1999-2000、ウルトラ・ジャンプ連載、集英社

「マルムンド」と呼ばれる不思議な世界。マグナ・プリメロを守護神とする灯台島には王アラビルと息子おちび殿(本名はアシカ)10歳とシャチのシロクロが暮らしていた。灯台にはアラビルの妻ニセルが今は光玉となって不思議な光を放っていた。

 ある日、アシカとシロクロは海中でアルマドゥラ(水甲冑)ミグマを発見。その中にはエノルメ王国の騎士、ペルラ島のルリハーが乗っていた。

 アシカはルリハーに自分を騎士にしてくれと希望。ルリハーは世界の縁の大瀑布(カタラタ・テルミノ)にある人食いの竜の巣から竜の玉を獲ってくれば騎士にすると約束。アシカは危機一髪、竜に食われる寸前で竜の玉を獲ってくることに失敗。しかしルリハーはアシカを従者にすることにする。

 アラビルはルリハーがアシカを従者にするに値するかを試すために、古い水甲冑に乗り込んでルリハーに挑戦する。ところがその最中、機動屋敷ザイフォートが襲来する。それは放浪天才アルカンタラが操縦し、生物エンジンのジグロが動力源となっていた。アルカンダアは灯台から光玉を奪い去ってしまう。

 アラビルは力尽きて急速に老化し、死神の騎士タグメクとともにこの世から去るが、ルリハーはタグメクから冥剣「支社の鉤爪」ムエルトガラを授けられ、光玉の奪還を誓う・・・。
 水甲冑は背部ブランキアで呼吸できる。

=>ウルトラ・ジャンプ(ちょっと立ち読み可能)

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